日本ペイントホールディングス(HD)は28日、大阪市内で定時株主総会を開いた。筆頭株主のシンガポール塗料大手、ウットラムが推薦した6人を含む10人の取締役が選任された。同日開く取締役会後にウットラムトップで日本ペイントHD取締役のゴー・ハップジン氏が会長に就く見通し。日本ペイントHDは新体制で配当や1株利益の最大化を目指す。
取締役選任など4つの議案全てを可決した。総会に参加した豊中市の男性株主(86)は「乗っ取りと言えばそうだが、今時点で良い悪いは言えない」と話した。
1月下旬にウットラムが取締役会の過半となる社外取締役5人とゴー氏の計6人の役員を推す株主提案を提出。日本ペイントHDは協議を経て、3月はじめにウットラムの提案内容を取り入れ、役員選任議案を一本化していた。
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日経新聞記事より。
日本最大の塗料メーカーで、自動車の外装も塗装している塗料屋さんが、シンガポールの会社に乗っ取られて久しい。世界最大の塗料メーカーはアクゾノベルだが、ここも大手であることは間違いない。
取締役が過半数出せるということはもう完全に乗っ取られたと思って、間違いないだろう。あ~あ。確かに非常に高い品質管理力を持っていた日ぺも経営は隙だらけだったのかなぁ~。
技術開発力も圧倒的だったんだけどな~。
自社で材料も製造できたところなのに。
株主はああいっているが、日本にとってこれがマイナスに全くならない訳がない(笑)