トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

コメの消費量がだいぶ減っているらしい。

昨今、米離れが一層進んでいるのだそうで。

 

理由が面白い。

 

1.調理が面倒。(時間がかかる)

2.他のメニューが多い。

3.太るから。

 

 

さて、これ実は家族でも、一人世帯でも、若年層でも、老年層でも同じような理由で、米離れが進んでいるとの事。

 

この3点に果たして、大儀(たいそうな話だな(笑))はあるのだろうか?

 

まず、1.調理が面倒。これは美味しいご飯を炊こうと思った場合の話。

 

まず、美味しいが前提なので、5合の炊飯器で、3合炊きという一番美味しいご飯の炊き方(家電量販店の店員に聞いてみると大抵こう答える(笑))を実現する際のシュミュレーションで臨む。

 

お米は基本的に水を吸わせたほうが、ツヤツヤ、ふっくらで炊き上がるなので、最低30分、出来れば1時間以上水を吸わせてから炊くのが美味しいとされる。ちなみに土鍋で炊くときは2時間以上な(笑)

 

それから、炊飯するとすると全自動の炊飯器を使っていたとしても、美味しいご飯が食べられるのはそこから40分~1時間後になる。しかも3合炊いた挙句食べるのは一人前だから、八割以上余る。1合二人前とすると実に6人前炊いたことになるから。

 

でも、タイマー焚きや、時短炊きもある訳で、決して対応不能ではない。これはあくまでも一番美味しご飯の炊き方である。

 

ここから更に美味しくしようと思えば、水を変え、お米を変え、炊き方を変えと色々出来なくもないが、費用対効果を考えれば無駄だと悟るだろう。

 

そこで、原点に戻る。

 

1.調理が面倒。

 

まて、そもそも面倒なことをなぜ毎日やろうとする!休みの日やら、休みの前日に集中的にご飯を炊いたらどうだ?そして冷凍保存する。ちなみに私は一週間分を1日で炊き、残りは冷凍保存する。今は、一人分を冷凍解凍できるパックが売っているので楽ちん。

 

そして、ここがもう一つのポイント。味だ。美味しいご飯は程度の差こそあれ、基本に忠実に炊くに限る。炊飯器でもそこそこ美味しく炊ける。ちなみに土鍋で1人前を炊くことができるが、実は調理時間は10~15分だったりする。しかも下手な炊飯器よりも10倍は旨い。ただ、欠点は炊き上がるまで、なべから離れられない(笑)

 

さて、集中調理すると時短にはなるが、美味しいご飯は炊いたその日だけしか食えない。後の日は初日よりは劣る冷凍ご飯を食べなければならない。だがしかし!そこまで不味くないよ?普通に食べられるよ?だから、集中調理する休みの日とか休みの前の日を最高の美味しいご飯が食べられるタイムにしてはどうか?という提案。(長かった(笑))

 

だから、私は週末の飲みの誘いも、最強に美味しいご飯のために断るのである(オイオイ)嘘です。

 

実際誘われたら、行きます付き合いですから(笑)

 

でも、言いたいことは解っていただけたかと。

 

時短ははっきり言って理由にならない。時短を言う人はほぼ自炊するほど作ってない。そういう輩はきっと無駄に高い食費をかけ、節約もせず、自分の給料が安いと嘆いてるやからに違いないと私は勝手に思っている。

 

で、2.他のメニューが多い。

 

その通り。別にコメを食わんでも死にはしないので勝手にどうぞ。終わり。

 

ただ、これも実はコスパが悪い。国の政策のおかげで米価は一定に保たれているのだから、実は米を食うのが一番コスパがいい。ほかのものは基本的に高いのだ。そして白米は実は栄養価が高い。これが後で3.に影響するのだけど・・・。

 

3.太るから。

 

正しい!以上!終わり!

 

すいません。

 

でも、本当です。白米ほど実は太る食材が炭水化物だとあまりありません。これは最近の研究で出てきたれっきとした事実。あくまで白米であって玄米とかは別よ!

 

でもね。

 

これもまやかしというか。白米は確かに単体としては太りやすい炭水化物だが、消化の関係で、実は二次加工物、つまり、パンやパスタの方が太りやすい。正確にはそれぞれ小麦の練り物だから高密度小麦食品なのだ。粉で小麦をたべれば白米よりましだが、パンにすると白米を上回る。こういえばわかりやすいか?

 

でね。コメはともかく粉で小麦なんて食えないでしょう?そういうこと。だから、白米の方がまだましなのよ。

 

でも以上三点。1.2.3.で大儀があるのは3.の太るからだけなの。

 

逆に言えばこれを解消すれば、太りにくく、コスパ最強で、美味しい主食にありつけるのでしょう?

 

方法はある。

 

玄米を白米に混ぜるだけだ。玄米オンリーでもやれるが、これはやり過ぎの類で、実際は今の日本人の顎では耐えられない。食うのに疲れて他の事が出来なくなる。ちょっとずつ増やして行くなら有りだ。

 

玄米は固いのでかむ回数も自然と増える。量も白米だけのごはんより食べなくなるので元々期待している玄米効果と相乗させて、実はしっかり痩せてゆく。味が白米に比べてあるので、白米を食べる際のアクセントにもなる。ただ欠点は白米より玄米の流通が少ないので結果割高だという点。これは比率の調整で解消できる。100%玄米ではコストが高いが、白米と玄米9:1なら、食う量が減るなら解消可能なコスト差だ。しかも、調達次第でもっと安く狙える。農家からモミで買って、精米所で玄米にする等にすると、30㎏、7000円で買えたりする。5㎏で普通のお米が1800円程度だから、10800円のところ、7000円なら安いでしょ?

 

そして、モミの状態だと長期保存が利く。1年くらいは余裕である。例えばひと月に食べる分だけ精米すればコストを抑えて白米と一緒に食べられて、しかも体に良い。

 

こうやって工夫すれば日本に住んでたら、安くて体にいいものが食べられる。私、中国だから無理だけど・・・。

 

なので、米の消費量が何で減っているかと言えば、魅力的な米食リソースが周知されてないからではないのか?と思う次第である。日本人はコメ食えコメ!