トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

中国産自動車は侮れないレベルに達している。

量産車の内外装の品質については、日を追うごとに日米欧メーカーとの差を詰めていて、既存モデルから最新型への進化幅はここ数年で見ても非常に大きい。ボディパネルや塗装のひずみ、パネルとパネルの隙間、ドアの閉じ方、トリム表皮の質感、スイッチの操作感など、価格帯が明確に異なる高級車ブランドを除けば他国の平均的な量産車とほとんど遜色ない水準だが、日本のベテラン技術者がこれらを手掛けているのだとすれば合点もいく。

技術者をスカウトしているだけでなく、海外とのジョイント・ベンチャーを通じた技術の吸い上げも大きいはずだ。中国政府は最近、海外資本の自動車メーカーに中国内資本とのジョイント・ベンチャーを強いる仕組みを今後撤廃することや、輸入車に対する関税の大幅な引き下げを表明したが、それは自国製自動車の品質への自信の表れともいえる。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

実際最近の車の展示会に行ってみると5年前よりも格段に内外装と基本性能が良くなっている事に気が付く。米国車にはほぼ追いついていると思うし、日本車と比べても、燃費以外はほぼ同等といっても過言ではないのではないだろうか?

 

一部の車雑誌やWebの車関連記事ではここ1~2年積極的に中国者の性能向上を紹介している記事を見かける。

 

これは脅威だと思う。どの国もそうだが、自動車技術とはその国のほぼ基幹産業だったりするので、それが中国に追いつかれたとなると結果的に他の技術も追いつかれる事になりかねない。

 

それを見ても、もう少し、日本は技術者の地位向上を考えたほうが良いと思う。