トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

野菜工場の未来。

三菱ガス化学は2019年春に国内最大規模の植物工場を竣工させる。20億円以上を投資して福島県の県営工業団地「工業の森・新白河B工区」に延べ床面積8000平方メートルの植物工場を建設する。レタスなど葉菜類の生産能力は日産2.6トンで、日本最大級となる見込みだ。

(中略)

植物工場で作物を作るメリットとして、①安全性、②安定的な収穫、③栽培効率の高さが挙げられる。外部と遮断されている植物工場は農薬が不要で、天候に左右されない。水耕栽培なので連作障害も起きない。

消費者の認知度や評価も上昇している。日本政策金融公庫は今年1月に20~70歳の男女2000人を対象に、植物工場で栽培される野菜に関する意識調査を行った。それによると「植物工場で栽培された野菜を購入したことがある」と回答した人は21.4%で、購入したことがない人の18.9%より多かった。2009年にも同様の調査を行ったが、そのときは「購入したことがある」が9.2%だったので、8年半の間に購入率が2倍超になったことになる。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

消費者はおおむね安全性を評価し、購入を決めているようだ。

 

ただ現在そのコストはまだまだ高く殆どの野菜工場は赤字であり、夢の生産工場には程遠い。ただ、天候に左右される農業が、工場集荷の機械電子製品の如く、一定の品質でしかも、季節や天候を気にしないで一定量常に収穫できるメリットは計り知れない。

 

日本は優れた農業技術があるのだから、もっとこういう生物系の分野に集中投資した方が絶対良いと思うんだけどな。