トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

アメリカの貧困は作られている。

報告書の中でアルストンは、福祉と健康保険が削られる一方、トランプ大統領の税制改革は大富豪と大企業にとっての「財政上の追い風」となり、格差を拡大させていると述べている。

とはいえ、米国内での極度の貧困は目新しいものではない。1960年代にリンドン・ジョンソン大統領が掲げた「貧困との戦い」以来、米国の政策は「せいぜいよく言って怠慢だ」とアルストンは述べている。

「しかしながら、ここ数年の政策は、最貧困層から基礎的保護を取り上げ、失業している者たちを罰し、基本的な健康ケアさえも、市民としての当然の権利ではなくなってしまっている。基本的な健康ケアを自己責任で手に入れなければならない権利にするため、意図的に計画されたように感じられる」とアルストンは述べている。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

こんなん当たり前だ。

 

トランプ大統領が誕生して一番最初にやったのが、実質オバマケアの改悪な訳だから。

 

薬価交渉権を手放した(剥ぎ取られた)アメリカ国民は皆保険制度を持たない基本的な健康すら自己責任の超絶弱者袋叩き社会である。

 

アメリカンドリームもあるのだろうが、そんなもんは宝くじより質の悪い話で、金持ちになってしまえばすっかり忘れる人で構成されている。

 

トリクルダウンよろしく寄付に勤しむ大富豪はしっかり名誉がくっ付いてしかも、節税になるから寄付に走る訳で。

 

本当に貧困を解消する期の無いロビー活動に支配されたアメリカに国民の自由なんて基本無いのだ。それでもまだガラガラポンがありうるカジノ的ギャンブル性がこの国の経済活動のほとんどを支えていると私は思っている。