「嫌われ松子の一生」や実写版「ルパン三世」、「あずみ」などの数々の映画を手がけた映画やドラマのプロデューサー、佐谷秀美さんが6月21日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した。佐谷さんは2016年11月、詐欺容疑で逮捕されたが、一貫して否認、今年2月に無罪判決を得ている。
(中略)
佐谷さんは「何度も検察官に説明しようとしたが、話を聞いてもらえなかった」と振り返るように、東京地裁の決定でも、「捜査機関においては請求人(佐谷さん)の主張に耳を傾ける姿勢が乏しかった」と指摘。「検察自ら定めた『検察の理念』に照らして、検察官の捜査公判活動は、省みるべき点が少なくない」として、客観的証拠の検討や法律的な検討が不十分であったことを批判した。佐谷さんの弁護人を務めた櫻田喜貢穂弁護士は、「『検察の理念』を裁判の中で打ち出してきたのが、本件の一番の特徴。その意味において、この判決の意義があると思います」と評価した。
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弁護士ドットコムニュース記事より。
検察をわざわざ地裁が厳しく指摘した珍しい事件。
報道側の報道姿勢から、その異常性が垣間見える案件。この判決とは全く関係ないが、きっとこの件のプロデューサーは仕事は出来るのだろうが、恨みを買いやすい性質の人物なんだろうな(笑)