トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

保育事情の本質はそこじゃねーだろ?

「不承諾通知狙いの入園申請」は全体の申請数から見れば少数です。現在、多くの親たちが、1年間で最も保育園に入りやすいとされる4月を目指して保活をしている実態があります。

その結果、入園事情の厳しい地域では0歳の4月に育休を切り上げて復帰する人も少なくありません。切実な思いをかかえて保活をしている多くの親からは、「不承諾通知狙いの入園申請」の話題は違和感をもって受けとめられたと思います。

その一方で、「働き方改革」が進まない職場への不安もあり、もう少し子育てにゆとりをもちたい、比重をかけたいという思いも強くなってきていることを感じます。

筆者が代表を務める「保育園を考える親の会」で、「いつでも希望する時期に認可保育園に入れるとしたら、育児休業をいつまでとりたいか」とアンケートをとったところ、「1歳半ごろまで」が最も多く36%を占めました。次いで「1歳まで」が27%、「2歳まで」が14%でした。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

働き方改革に合わせて、育児休業制度が論議されて、上記のような問題が取り正されているが、これは物事の本質からずれてないか?

 

いや、詐欺的な手段で、育児休業を伸ばすかとを良いとは言わない。そうではなくて、育児休業自体必要なのだから、そもそもなんで『2年を固定化できないのか?』という話が私には理解できない。

 

雇用保険の費用がかさむとか、ただ貰いだとかの批判が、あるのだろう。しかし、そうではない。そもそもなんで、ズルい手段を用いて、『育児休業をより多くとる必要があるのか?』という点だ。足りてないのだよ。休業期間が。もしくは休業期間が短くてもやって行ける環境が整備されていないのだよ。

 

だから、そういう手段に出る。つまり、ニーズがそこに存在し、それが満たされていないという本質論が抜けていると私は思う。

 

目的はあくまでも働き方改革による少子高齢化の解消だろ?

 

だったら、法律を厳しくするのではなく。必要な事はは使える状態に法整備をすること。

 

潜在ニーズを読み違えず、汲み取って欲しい。こういう部分にこそ、NGOなど民間を突っ込むべきだと私は思う。

 

ニーズを掌握して商売として儲かるようにすればあっという間に片付くと思うんだけどな。病児保育を得意とするフローレンスさんあたりが妙案持っていたりしないのかな?