トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

児童虐待には厳格な法令を以って臨むべし!

全国の児童相談所(児相)が2017年度に相談や通告を受けて対応した児童虐待の件数は、前年度比9.1%増の13万3778件(速報値)で過去最多を更新したことが30日、厚生労働省の集計で分かった。児童虐待に対する社会の認識の高まりなどを受け、1990年度の集計開始から27年連続で増加している。

月に東京都目黒区で船戸結愛ちゃん(当時5)が死亡した事件など深刻なケースも後を絶たず、厚労省は児相の体制を強化する方針だ。

児相に虐待を通告した人や機関は、警察が6万6055件で最も多く、前年度比で約1万1千件増えた。

 子供の目の前で配偶者に暴力を振るうなどの「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」を「心理的虐待」に含め、積極的に児相に通報するようになったことが背景にあるとみられる。

 虐待の種類別では、面前DVや子供に暴言を吐くなどの「心理的虐待」が7万2197件で、全体の54%を占めた。面前DVも虐待に当たることが周知されるなどし、5年前の12年度の約3倍になった。

 殴る蹴るなどの「身体的虐待」は約3万3千件(25%)、育児放棄などの「ネグレクト」は約2万7千件(20%)だった。どちらも5年前の1.4倍に増えており、関係機関や近隣住民、家族などからの通報が増えているとみられる。

 

日経新聞記事より。

 

もうね。絶対に逆らえない子供を虐待するのは畜生にも劣る悪魔の所業。子供は親の庇護無しに生きて行けないのにその親から、虐待されるとは何たる悲惨極まる事態か!

何度か、この日記にも尊属殺の法令を引き合いに出して、厳罰化すべし!と繰り返し主張してきたが、その気持ちはいささかも変わっていない。ちなみに尊属殺の法規定はその後、個人的に調べた結果、『村山富市政権下の1995年に刑法が改正され(平成7年法律第91号)、条文が文語体から口語体に変更されると同時に、尊属殺人罪だけではなく尊属傷害致死罪・尊属遺棄罪・尊属逮捕監禁罪も含めたすべての尊属加重規定が削除された。』という文言を見つけまして。有名無実化されていたのを記したいと思います。

 

今はそこまで理不尽に厳罰化されていなかったので、とんだ間違いでした。すいません。

 

ただ、それでも尚、増えている児童虐待については法令の整備とその罰則の厳罰化を急いで欲しいと切に願う次第。