信越化学工業は車の樹脂部品や化粧品などに幅広く使うシリコーンを5割増産する。1100億円を投じて日本やタイ、米国など各拠点の設備を増強する。シリコーンは増産していた中国勢が環境規制で工場の操業停止を迫られ、品薄になっている。さらに米国が8月、中国に追加で制裁関税を課した。信越化学は世界の拠点から供給できる体制を整える。米中貿易戦争が過熱するなか、供給網を見直す動きが広がりそうだ。
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日経新聞記事より。
かの中国も、昨今急激に化学物質の規制を強めており、はっきりって中国の割に厳しい法令基準を意外に順守してきている。
おかげで日系メーカーも場所によっては追い出されてしまっている。
まだ、中国国家標準(GB)事態に罰則が無い努力義務なので化学法令的には隙があるが、これが共産党が仕切っている訳だからいつ矯正法規に変わるのか全く予想もつかない。多分、国家の気分次第だろう(笑)
故に常に先々用心あるべしなのだ。
中国駐在者あるあるに中国には3つの坂がある。
上り坂、下り坂、真坂!
と言われて久しいが、この日記にも度々登場しているが、未だにそれを感じるので、準備、用心するに越した事は無いのだ。