『中距離核戦力(INF)廃棄条約を破棄する』
トランプ大統領がまた飛んでも発言を繰り出した。
以下日経新聞記事より。
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「ロシアや中国が戦力を増強するのに米国だけ条約を順守することは受け入れられない」と指摘した。「我々は戦力を開発する必要がある」とも強調した。
同条約には1987年に当時のレーガン米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が調印した。射程500~5500キロメートルの地上発射型の巡航ミサイルの開発や配備を禁じた。条約は冷戦下で過熱した核戦力の増強の流れを変えて軍縮に向かう転機となった。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は21日からモスクワを訪問し、ラブロフ外相やパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、条約のあり方について協議する見通しだ。ロシアは条約を違反していないと主張してきた経緯があり、米国の破棄に反発するのは必至だ。
マティス米国防長官は10月上旬、ロシアが条約違反を続ける場合に備えて「防衛体制でとりうる選択肢を再検討している」と明らかにした。米軍は2017年3月にロシアが条約に違反して新型の地上発射型巡航ミサイル「SSC8」を実戦配備したと批判。SSC8は北大西洋条約機構(NATO)加盟国の脅威になっている。
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結局こうなる。
戦争は政治の一形態だから、貿易で衝突や摩擦が増えれば、じゃあ次は力づくでも言うことをきかせるとなって、戦力増強に走る。
こんなん目に見えていた。
マイケル・ムーア監督のいう通り、どんどん戦争へ近づいている。
強欲な商売人は死すら商いのネタにする。死の商人なんて言われる所以だ。
もうすぐ中間選挙。
アメリカはトランプ弾劾の可能性があると報じているが実際どうなるやら。トランプ大統領も馬鹿では無いだろうから、この遊説でしっかり色々仕込んでくるだろうし。
是非とも、アメリカ国民には賢明な判断をお願いしたい。