中国の2017年の段ボール原紙生産量は4720万トンと日本の約5倍。中国は今年から輸入する古紙に含む不純物の割合を厳しくした。他のゴミと一緒に処分する欧米の古紙に対し、分別習慣のある日本の古紙は品質が高いとされる。
中国は5月、不純物の多い米国の古紙の輸入を実質的に一時禁止。8月には米国の関税発動に対抗し、米国の古紙に25%の報復関税を課した。米国より割安で距離も近く、品質の良い日本の古紙に買いが集まった。
今年の輸出量の7割超を占める中国向け古紙は輸出価格が高騰した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の10月積み輸出価格は1キロ27.5円と1月積み比で43%高く17年7月の過去最高値(27.7円)に肉薄する。好採算な輸出は当面増えそうだ。
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日経新聞記事より。
古紙販売業者はもうかりゃ、客は選ばないよな(笑)だって大企業様はきっと買い叩いて買ってらっしゃるんだろうから(笑)
品薄になろうが、古紙が枯渇しようが、高く買ってくださる所へ売るのが資本主義経済でしょう。しかも世界的に見て高品質の古紙なんですから(笑)
貿易摩擦もここに極まれりですが、日本が中小企業いじめ過ぎって気もしますね。