トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

たばこ事業法は何の為に有るんでしょうか?

政府は5日、消費税率の引き上げ時に実施するキャッシュレス決済のポイント還元で、定価販売が義務付けられている「たばこ」も対象とする方針を明らかにした。中小の小売店でクレジットカードなどのキャッシュレス決済をした場合に5%分のポイントが付与されるため、ポイント還元の期間中は事実上の値下げ販売も可能になる。対象商品を広げ、増税後の消費減退を防ぐ狙いだ。

 たばこ事業法で、たばこは国が認可した定価販売が義務付けられている。しかし、消費税率が8%から10%へ引き上げられる10月からの9カ月間、中小の小売店でキャッシュレス決済によって商品を購入した場合、5%分(コンビニエンスストアなど大手チェーン店は2%分)のポイントが還元される。中小の小売店では税率の上げ幅以上にポイントが付与されるため「実質的な値下げになる」として、政府は定価販売のたばこを対象に含めるか検討していた。

 

 

産経Webニュース記事より。

 

定価販売をわざわざ法律で定めている品物をポイント還元とは言え安売り出来るなら、その利ザヤで商売しようとする人も出てくるよね?違法だろうけど。

 

別にタバコだけをポンと還元対象から外すってのはそんなに難しい操作ではないんじゃないかな?

 

何でわざわざ実質的に割引が可能な商品群に入れてしまうのかが、訳解りませんが。増税の緩和策で、わざわざ健康被害が認定されている商品をより流通し易くしてしまってはそれこそ消費税増税自体が、社会保障目的税なんだから、本末転倒になってしまう気がしてならないんですが。

 

2020年のオリンピックに向けて、分煙、禁煙が進んでいる今、その流れに急ブレーキをかけるような施策は如何なものかと思う。