トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

45歳以上リストラの嵐を前に思う事。

当方、本年誕生日で45歳。

 

大手企業にお勤めの方々が、即位式で10連休と騒いでいる真っただ中に誕生日を迎える。

 

世の殆どの中小企業はほぼほぼ10連休ストレートで取得する会社などなかろう。

 

さて、

 

そんな所謂、一流企業や大手企業に当時優秀さを期待されてはいった御同輩は生涯安泰と思った会社から、厄介者扱いされて、希望退職という名のリストラにあっている。我ら、ザ・中小企業の人間から言わせると、さぞや優秀だっただろうになんでそんな憂き目にあってんのかな?可哀想に。と思わなくもない。

 

然も規模が大きすぎる。数百~数千人単位で首切りをやっている。

 

それだけの優秀な中堅クラスが、労働市場に解き放たれるとも取れるが、大手は分業が進んでいるので、中小みたいな何でも屋に来ると嫌になってしまう事が多かろうと思います。

 

ええ、本当に何でもやらされますから。

 

格言う私も、品質管理が本業ですが、技術立会も行いますし、海外駐在もしますし、技術検討を何故か振られる事も御座います。営業的な事もしたことが有ります。部屋でひたすら検査してれば良い仕事と思っていたのはもう何年前の話でしょうか?

 

あの頃が懐かしい。

 

どちらが、良いとか悪いとかの話ではないです。

 

結局、人間優秀な人は生存環境が変わっても、そこそこ優秀なままです。優秀な人が、専門性の高い部署に前職いたとしても、まあ、何でも屋をやらされてもそこそこ何とかなるもんです。

 

本当に悲惨なのは、専門性の分野に居て、本当にそれしかできない様になってしまった人。このタイプは悲惨です。中小に来ても、生き抜けるフィールドがありません。大企業と違って、そもそもイスが無いですから、プロ野球のレギュラー争いみたいにイスをどっかから、分捕ってこなければなりません。

 

そういうのが、性格的に合わなかったり、そもそも、色々やらされる事が苦手な人は普通に椅子取りゲームに弾かれます。そうなると、中途社員であるがゆえに居場所が簡単になくなります。

 

それにメンタル的にも肉体的にも耐えられる方はまだマシ。そうでない方は、ご愁傷様です。早く気持ちが楽になる場所へ逃げましょう。壊れてしまっては、再起の道も閉ざされます。

 

私は結構その辺平気なんで、平々凡々生き残っています。

 

しぶとさだけが売りなので。