座って見ると、とりあえず「わっ」「あっ」と誰もが声を出すことになる。
座面が動くのだ。
正確には、座面を前8度、後10度、左右4度までグライドさせることができ、ちょうどコマの上に座っているような動きをする。もちろん角度がつきすぎて滑り落ちてしまうことはない。
しかし自然にしてても骨盤周りが動くし、逆に一定の位置を維持しようとしても、適度に筋肉を使うことになる。不安定さがなく、コツをつかんでくると、無意識でも自在に操れるようになってくる。ここまでの時間はものの5分もあれば十分だ。
(中略)
コクヨは、新しい代表的な製品を作るべく、ingの開発に取り組んだそうだ。コクヨ株式会社ファニチャー事業本部の佐藤詠美氏は、「よっこらしょ」と言わなくなるイスだと紹介する。座りっぱなしから立ち上がって体を伸ばそうとするから「よっこらしょ」というわけで、体が動いている状態からなら立ち上がるときにも大きな運動にならない、というだ。
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週刊東洋経済記事より。
これ欲しい(笑)
イメージしたのは「おきあがりこぼし」なんだそうで。バランスボールにイスの機能を追加したとか開発者の弁が出ていた。こういうギミックは日本人の匠の技じゃね?
AIには出来ねー仕事だと思うよ全く(笑)
こういう分野こそ、日本人向きの良さが出る仕事で、アメリカやら中国のような力業の国には絶対真似できないと思うのは私だけでしょうか?