みなさんは、どのような目的でノートやメモをとっているでしょうか? 「書いたほうが覚えられそうだから」「後から見返して復習するために」など、いろいろな回答が考えられます。そしてそれはすべて正しいと思うのですが、東大生がノートやメモをとる目的は少しだけ特殊です。
「授業や読書などで得た情報を、後から自分で『再現』できるようにするため」
ノートやメモを見なくても、他の人に自分で説明できるようにするために、ノートをとっているのです。
例えば普通、ノートといえば先生が黒板に書いたことを丸写ししたり、本に書いてあった情報を整理して書いたりすると思います。しかし、それは「インプット」の手段でしかありません。情報を丸暗記する手段としてしか活用していないことになります。
東大生はそうではありません。ノートやメモを「アウトプット」の手段としても使うのです。
(中略)
単に自分の理解や納得のために授業を聞いたり本を読んだりするのではなく、「後から誰かに説明するタイミングが来る!」という意識の中で話を聴いたり本を読んだりすると、格段に記憶に定着しやすく、成績も上がりやすいのです。
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週刊東洋経済記事より。
もう、目から鱗駄々洩れ(笑)
こういう観点でものを見てる人達だもの、そりゃ伸幅もスピードも違うは(笑)
東大生のノートを取る目的 → 学習の再現性の為。
【その為の手法】
テクニック1:言い換える。
要するにこういう事。と自分の言葉に言い換える。
テクニック2:ロジックを残す。
そこに至るまでの道筋を記録する。
テクニック3:とっかかりをつくる。
記憶を引き出すヒモ付けをしておく。例えば授業の時先生が、【これはテストに出ないと思うけど、』とかのエピソードを欄外に書いておくなど。
この基本的な手法だけでも、随分と自分の今までのノートの取り方が、無駄が多かったのか分かる。上手く行っているノートの取り方と、そうでないノートの取り方があると自分では思っていたけれど、そいう差がなんで同じ人間で起きているのかをモット考えておくべきだった。
本当に些細な違いなんだけど、そこに気が付いてたら、また変わった世界が見えたのかも知れない(笑)