トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

日本の捕鯨よりこっちの方が大問題だろ?

香ばしい匂いが食欲をそそる夏の味覚、ウナギ。近年は養殖に使う稚魚の不漁が深刻で、国際的な資源保護の強化が欠かせない。ところが、そのための会議に中国は5年連続で参加せず、取り組みが進まない。中国はサンマでも公海の漁獲枠導入に反対する。「中国の穴」をふさぎ、各国が協調して資源保護を進めなければ、身近だった食材が次々と食卓から遠のきかねない。

 

 

日経新聞記事より。

 

日本よりも圧倒的に中国の方が、ウナギも、サンマも食べられてるって知ってます?日本食として(笑)

 

すき屋だって、中国にフランチャイズ進出してしばらくたつけど、日本より安い値段の並盛で食えるし、(円元レートにも寄るが。)中華風アレンジの牛丼シリーズが意外とうまい(笑)

 

サンマは何故か、中国では日本食の魚系定番と思われていて、魚定食とか言うと確実にサンマが来る(笑)日本じゃ紅鮭だよね?多分(笑)

 

その中国が、資源保護をお構いなしにガンスカとってるんだから、そりゃ完全養殖が出来ない稚魚頼みのウナギなんてそうそう資源保護出来ないだろうよ。だって、中国側からしたら、儲かれば良いのだから、絶対利益を度返しにしてまで、環境保護しようなんて思わないから。

 

最近、SDGsの方へ傾いた風に見えて、一生懸命、環境保護、化学物質管理に舵を切っている様に見えるだろうが。実際、罰則こそ今は無いものの、化学物質管理の規制法令は今は中国が全世界で一番厳しいレベルに達している。

 

なにせ、中国四大銀行の一角、中国農業銀行が、今後、継続的発展が望めない企業には投資を行わないと2018年に宣言している。

 

中国が変わったのか?と思ったあなた。さにあらず(笑)

 

ラクリはこうだ。

 

中国は現在、華為(ファーウェイ)など、IT産業やAI技術の覇権を握ろうと、それこそスパイ大作戦さながらの、硬軟織り交ぜたありとあらゆる施策、政策、謀略、盗略の限りをつくしている。それが、アメリカとの貿易戦争へ発展しているのだが。

 

つまり、今までは製造業を中心に発展した中国だが、もう中国の土壌や空気を汚す産業で儲ける時期は終わったと判断しているのだ。今度はその儲けを使って、次世代技術の覇権を握り、今まで設けた化学物質産業をはじめとする工業技術分野の製造業は環境保護や継続可能な事業計画SDGsをかさに着て、中国国内から叩き出す良い方便につかっているのだ。

 

共産主義の凄い所はこういうところ。

 

何度も日記で説明している通り、地図に一本線を引いたら、そこに道が出来る国なのだ。共産党が、こうだと言えば、それは限りなく現実になる。

 

そして、国内の中国国民にはこう言う。『私たち共産党環境保護に全力を尽くします!』『中国発の新しい技術を獲得し、国家に貢献します!』そしてその二つの言葉の下に透明のインクでこう書いてある。

 

どんな汚い手段を使っても!世界の覇権を握るために!

 

と。(笑)

 

国民の為なんて思って無い無い。一部のエリートが狂信的に国民の為になると思っている本物もいるにはいるけど。超絶エリート層の過半数は国民よりも国家が大事と本気で思っている。つうか、国家を大事にする事が、ひいては最終的に国民の為になるのだから、その為に多少国民に辛い思いをさせてもそれは必要悪である!ってな認識でしょう。

 

だから、自国民よりも、優先順位が低い他国民、国連の事や、その他世界の環境の問題なんぞ、中国にとっては枝葉末節、関係無い事なのだ。これが中華民族の基本的なものの考えかた。

 

おぎゃーと生まれた赤ん坊でもDNAレベルで刻まれている道理なのだ。

 

日本人が生まれた瞬間に島国根性と超絶同調主義なのと同じ(笑)これこそが、ナショナリズムと言ったら、誰かに起られるのだろうか?