トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

最早焦土作戦の様相になってきつつある?

中国南部にある半導体メーカー、福建省晋華集成電路(JHICC)。東京ドーム8個分の敷地にそびえる真新しい巨大工場は、もぬけの殻になっている。2018年夏の量産準備時に1千人以上いた従業員の大半は解雇された。

JHICCは習近平(シー・ジンピン)国家主席肝煎りのハイテク産業育成策「中国製造2025」の目玉国策会社だった。6千億円余りを投じて18年末の量産をめざしていたが、米商務省が同年10月に半導体製造装置の輸出を規制。さらに米連邦大陪審が同社に米企業から盗まれた技術が渡ったとして訴追し、量産計画は頓挫した。

中国国有通信最大手、中国移動(チャイナモバイル)の米参入を全会一致で拒否した9日の米連邦通信委員会。対中強硬派のブレンダン・カー委員は、中国の通信会社の徹底的締め出しを提案した。20年近く米国で事業を営む中国電信(チャイナテレコム)を「米国の通信を乗っ取り中国に送っていた」と、免許取り消しを検討すべきだと訴えた。

米国はハイテク技術や機密情報が盗まれると懸念し、中国企業の排除を先鋭化している。対中制裁関税は「第4弾」ですべての輸入品に対象を広げる。相互依存関係にあった米中の分断が深まり、グローバルに絡み合う企業を翻弄する。

 

 

日経新聞記事より。

 

機密情報の盗用は事実かどうかは兎も角、しっかり判断すべき問題だ。

先にも何度も述べた通り、他国の利益や、国際貢献なんて言葉は中国にとって何の意味もない。優先順位も当然低い。中華思想とは、中国だけが一番、中国だけが大切なのだ。だから、他の国の人から見ると、とても非道な事をしているように、自分勝手に見えるが、中華思想の中国人からしたら、何がいけないの?ってな見え方をする。

 

解ります?(笑)彼らにとっては常識なのよ。当たり前の事なの。

 

日本の外務省もその辺の事は当然知り尽くしていると思うが、どうにも国民の側から見ていてそういう風には見えないのよね。