豊田社長は2018年1月には「自動車メーカーからモビリティカンパニーへの変革」を宣言。異業種も含めた「仲間づくり」をキーワードにソフトバンクやウーバー・テクノロジーズなどと提携を深めている。5月8日の決算会見では、将来のあるべき姿として、「モビリティサービス・プラットフォーマー」という言葉まで豊田社長の口から飛び出した。
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週刊東洋経済記事より。
トヨタの凄い所は凝り固まりやすい創業一族出身の社長が、地業の柱である車屋であることをいとも簡単に切り替えられる先見性と柔軟性にある。
しかも、そういうトップダウンを受け入れる取締役会の柔軟性はもはや日系企業とは思えないレベルの柔軟さだ。
それが結果に表れていて、トヨタは日本史上初の30兆円企業に成長し、ホンダや日産は低迷している。
今後、シンギュラリティ―が起きたと言われて久しい現在を生き残るのはこういった進歩よりも進化に近い動きが出来た企業になるのだろう。一朝一夕にはいかないのは言わずもがなだが、この動きが、超大企業トヨタ自動車で起きた以上、変われない会社は凋落の一途をたどることが最早確定したと言っても過言ではない。