トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

国営企業がなんでもありな手段を使ってくることをもっとリアルに考えるべきだ。

スマートフォンスマホ)などの生産に影響が予想される点については「(クアルコムなど米企業が生産に不可欠な)半導体製品を売ってくれないならそれでいい。準備は以前から進めてある」と強調。グループの半導体設計会社、海思半導体(ハイシリコン)などを通じた独自開発を推進する考えを示唆した。

輸出規制が経営に与える影響に関しては「ファーウェイの成長速度が鈍化することは予想されるが、部分的なものにとどまるだろう」と限定的との見方を示した。「(過去に米国から制裁を受けた中国の同業大手)中興通訊(ZTE)のように求めに応じて経営陣を刷新したり、監視を受け入れたりすることはしない」と米政府に強気の姿勢を見せた。

任氏は輸出規制を決めたトランプ米大統領を「次々と貿易相手国を脅すような政策は企業からリスクをとる姿勢を奪い、米国も信用を失う」と批判した。次世代通信規格「5G」製品に関し「米国から5G環境を構築してほしいと言われても、行くことはない」と米国進出の可能性を否定した。

 

 

日経新聞記事より。

 

私は今回のファーウエイの規制は一時的な効果しかなく、いずれは5G派遣も、AI覇権も中国が握るであろうと危機感をもっている。以前の日記にも書いたが、現在IT分野の研究論文数は中国が一位だ。

 

今は全然追いついていないだろうが、数が質を産む以上、このまま続けて行けば必ず中国から、IT技術の巨人は誕生するだろう。日本はファーウエイをアメリカに準じて規制する動きを見せているが、正直、日本のIT技術は既に追い抜かれていると思っている。

 

特定の分野、例えばスーパーコンピューターの製造とかその手のところは兎も角、大きな意味でのIT分野、アプリの開発やらでは日本で使われている日本初のサービスがいったいどれだけあるか?

 

デンキ量販店のアプリだって、既存の中国の店舗アプリの方がよっぽど使いやすく多機能だ。

 

大衆に近い分野ではすでに負けている。

 

携帯電話でも、日本の機種なんていったい幾つ頭に浮かぶだろうか?

 

モノ作りが強い部分ではまだ技術力を保っている分野もあるだろうが、全体で見たら、どれだけ確実性を持って中国に勝っているのか正直分かったものでは無い。その程度にこの20年で追いつかれてしまっている。アメリカに日本が追いつき追い越したように。