トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

CO2からメタンを作る?

国際石油開発帝石は、自社で排出する二酸化炭素(CO2)を都市ガスの原料として再利用する事業を始める。8月から新潟県のガス田で原料をつくり、2030年までに約5万世帯相当を生産する。世界的にCO2を再利用する技術に注目が集まっている。国際帝石は地球温暖化対策につながる技術の競争力を磨き、海外のガス田でも展開する方針だ。

国内でCO2を再利用し都市ガスの原料製造を事業化するのは初めて。企業に環境配慮などを求める「ESG」の流れが強まり、16日まで開かれた20カ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合ではCO2の再利用の協力で合意した。国際帝石が事業化に動き、プラントなど関連産業の集積につながる可能性がある。

 

 

日経新聞記事より。

 

CO2と水の電気分解から水素を取り出し、メタンを合成する技術を使って、都市ガスの原料にCO2を使う試みを国内で初めて事業化したとの事。ツう事は海外ではすでに事業化に成功している会社があるってことだね。

 

コストも最初は通常の30倍のコストがかかるとの事ですが、それを2030年までに通常コストに抑えるように開発を進めるとの事。

 

こういう試みは凄く楽しみ。ガスが自由化されたのだから、こういうところから買いたいよね。たとえ今よりコスト高になったとしても。恐らくこのシステムなら、メタンハイドレートも使える事でしょう。よりコストダウンになるはず。

 

ただ、気になるのはメタンを燃焼した場合の温室効果はCO2の30倍とかじゃなかったっけか?その辺大丈夫なんだろうか?