広州の工場回りも38~40℃とか湿度が日常的に90%とかどこのジャングルですか?って感じで何度か熱中症になりかけたけど。
ここ最近の無錫は異常な暑さだわ。
気温だけみると36~38℃なんだけど、もう工場回りは外に出るとフライパンの上を歩いている様な感覚になる。
汗が、漫画的な表現でシュォ~とか音を立てて蒸発するのが見える様だ。
身体の水分が持って行かれるのが解る。
辛うじて、例年に比べて湿度が低いのが救いで、その分発汗した汗が蒸発してくれるので熱中症にはならずに済んでいる。あと、以前と比べてちゃんと冷房を使ってくれるので事務所が涼しい(笑)
2010年あたりは外気温気温36℃でも、エアコン使って無かったりしたから、節電とか言って・・・(涙)
今は恵まれている。
ただ、その代り、夏場に36℃行くなんて5年前は珍しい事だったのに今は平均値で36℃前後に達する日が連発している。異常気象なんだろうか。
お蔭で、想像を絶する暑さに苦しめられているが、それでも、無錫にいる間はまだマシ。広州工場だとそもそも冷房設備が貧弱だし、家に帰っても、住居の冷房が貧弱で暑くて気が遠くなる事が有るマジで。よくぞ今まで無事で生きてこれたと自分を褒めてあげたい感じがする。
もう、あと一ヶ月を切った中国生活なのですが、ここまで来てくだらない事で、死んでしまわない様にある種の緊張感をもって生活しています。人間なんだかんだと追い込まれると知恵も回るし、アイディアも浮かぶ。
日本にたまに帰ると、本当に恵まれた生活をしているおかげで、どれだけ頭を使わずにボーっとしているのかと愕然とする。
確かに日本の生活は安心で安全性が高いけど、それに胡坐をかいて、当たり前だと思ってしまうといざという時に何もできない弱っちい自分に甘やかされてしまうのだとちょっと反省している。
常在戦場を意識しないと、年を喰ってる分、どんどん心も身体も良い様に劣化して、楽をしようとする。それは生き物というくくりで言ったら、捕食対象へまっしぐらな話で、決して受け入れられる話では無い。
厳しいけどそれが現実なんだから、常に自分の油断を排して行くように心がけたい。