中国の会計監査の信用が揺らいでいる。
2月3日、デロイト中国の社員が、55ページにも及ぶ内部告発の文書を同僚のメールアドレスに一斉送信した。この告発者は「道徳的に超えてはならない一線」を越えた不正行為があったと指摘。告発文書は中国の会計事務所業界に瞬く間に拡散された。
それによれば、告発者が勤務するデロイト中国の北京事務所では会計事務所業界の隠語で監査の手抜きを意味する「放飛機(ファンフェイジー)」や、監査の妥当性をダブルチェックする内部監査のスキップの横行、さらには(契約先企業からの)金品の授受まであったとされる。
そんな不正行為が、ヒラの会計士からシニア会計士、シニアマネジャー、パートナーにいたるまで、全階層の関係者に蔓延しているというのだ。
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週刊東洋経済記事より。
揺らいでるも何も、基本的にこの手の情報を信じているひとって世界にどれだけいるの?って話だと思うんですけど。
中国は特に自分で見て、触って、確認したものじゃないと信用しちゃダメだよ。
未だにスーパーやデパートですら、箱を開けて中身を確認して買う人たちが一定数いる世界なんだから。
確認しないで情報を信じた側が悪いという商習慣なのよこの国は。