トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

軍が自国民に銃を向けたら終わり。

ミャンマーでは、別の形の抵抗も続いている。大規模な市民不服従運動で経済をマヒさせ、24日には全国一斉ストライキで各都市のビジネスを停止に追い込んだ。デモに参加すると撃たれる可能性があるので、その身代わりとしてぬいぐるみの動物や折り紙の鶴を抗議の列に並ばせるという、とんちをきかせたデモも見られた。

だが、そのような抵抗では十分ではなく、国軍には武力で反撃しなくてはならないとの認識が強まっている。3月半ば、クーデターで議会を追放された国会議員の一部は、国を救うには「革命」が必要だと訴えた。自らを正統な政府と位置づけ、「連邦議会代表委員会(CRPH)」を結成した追放議員らは、多数派のビルマ族だけではなく、さまざまな民族を包摂する「連邦軍」の形成を呼びかけている。

「外交に失敗し、殺害が続くなら、ミャンマーの人々は自分で自分の身を守らなければならなくなる」とCRPHで広報や対外交渉を担う医師のササ氏は語った。同氏は反逆罪で指名手配され、逃亡中の身だ。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

軍隊はそもそも、自国民を守る為に存在する。

 

外敵から守る為にある。侵略する為では無い。

 

なのに自国民に銃を向ける国軍はどう考えてもその存在意義を失っている暴力集団でしかない。これを国連などが排除できなかったら、平和憲章などウソになってしまう。

 

平和的な解決を図ろうとするアプローチは勿論大事だし、それが最善の方法である事は議論の余地が無いが、先進国が経済的圧力を加えるとか外交的圧力を加えるとか、やり方は色々あると思う。

 

問題なのは全く罪もない一民衆が、銃撃にさらされて、勝手に命を奪われているという理不尽を悲惨を放置している事だ。

 

今、記事にもある通り、ミャンマーの民衆は決死の覚悟で戦う決意もしている。出来る事があれば協力を惜しまず国際協調を以て、軍事圧力に屈しない支援をして欲しい。