余り、URLを貼ったりしないのだけど。
これ、自分の日記なので。
ただ、この取り組みは後で探して自分でも繰り返し見たいし、実際見てるので情報として残す意味で張り付ける事にした。
2006年からの2年間、JF(日本フードサービス協会)の会長をしていた、名誉会長の米濵和英は数多く産地を訪れる機会がありました。 そこで、各地の野菜を試食する度に「やはり、新鮮な野菜は美味しい。この野菜でリンガーハットのちゃんぽんを作ったら、どんなに美味しいちゃんぽんができるだろう」と常々感じていました。
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長崎ちゃんぽんHPから転載。
長崎ちゃんぽん名誉会長の「米濵和英」のこの気付きから始まった材料国産化の流れ。
私は起業とか、社会起業に非常に興味を持っているので、この手の記事は目につくと必ず見る事にしている。
以前、ケンタッキーフライドチキンのチキンを日本ケンタッキーだけが国産で拘っているという日記を書いたことがある。他は本国アメリカですら、中国産を使っているので、なぜわざわざ高い日本国産を使うのか?という疑問をもったからだ。
結果、美味しくないのだ。
ケンタッキー・フライド・チキンのカーネルサンダースのレシピは日本の国産鶏と中国産の鶏では本当にハッキリ違う味の差があったのだとの事。それを知っていた当時の日本ケンタッキー社長は拘り抜いたのだと。
長崎ちゃんぽんも、ルートは違えど、味の拘りという点では同じ。しかも、その味のこだわりは誰の為なのか?という所が注目点だ。どこまで行っても、お客様の為だと、どちらの経営者も言う。
勿論、価格も高いだろうし、結果的に高くて旨いになってしまっては、お客様も手の出ない味になってしまう。かと言って、国産を買い叩いたら、生産者も食べて行けなくなる。
近江商人は三方良しといって、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」といって、売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということを近江商人の心得として残した。
安値に負けて、LGを初めとする当時の韓国勢に壊滅させられた日本の家電メーカー。
安かろう悪かろうでも、安物買いに走った当時の日本のお客様。でも、対抗できなかったのだから、これは商売の世界なので仕方ない。
コロナ過で、今になってどうだろう?
ジワリと巻き返しが始まっている気がしてならない。結局商売はどこまで行っても、誰を向いて仕事をしているか?が大事なのではないだろうか?私は安値売りで席捲した韓国家電メーカーが、どうしても、お客様を見ていたとは思えない。自分たちが、儲けて繁栄する為に仕掛けた戦争だと思っている。
でも、負けてしまえば悪でも、正義と言えてしまう。
自分の仕事にもLGやらサムソンが関わっていて、そこの若いエリートが来てビジネスの話を早口の英語でまくし立ててたのを見てきたので、よーく解る。奴らはお客を見てないと。
結果、今韓国経済はどうか?LGやサムソンはどうなっているか?もはや韓国企業ではないでは無いか。
一時の勝利はあったかも知れないが、長い目で見てどうなるか、フレッシュネスバーガーも、長崎ちゃんぽんも、非常に示唆に富んだ取り組みだと私は思う。
ここで引き合いに出すのもなんですが、トヨタ自動車の豊田社長が、いきなり、電気自動車に舵を切ったのを、色々揶揄する流れがあるみたいですが。
私はそうは見てない。
お客を見ている企業だから、何かの思惑があって、今手を打っている様に見えてならない。なぜなら、究極のエコカーと言われる水素自動車の技術はいまだに日本が世界一を維持しているから。そして、先んじて電気自動車に全力で舵を切ったヨーロッパと中国は充電インフラの整備と電力消費による逆に二酸化炭素増加の事実を目にして、慌ててるからだ。
当たり前だよね?そもそも、21世紀のいまでも、火力発電が最も多い発電形式なのだから。
だから、豊田社長は電気自動車に全振りしないのだと思う。技術的には可能なはずなのにそれをしないのは、早晩、電気自動車勢が行き詰まると踏んだからだ。ただ、そうだからと言って、電気自動車のシェアをトヨタが、持っていなければ、恐らく準備しているであろう、水素自動車も売れない。買い替えてもらうには一定量の電気自動車シェアを押さえて於く必要があるからだ。
それが2030年なのか、2040年なのかはわからないが、スマートシティー計画も進んでいるトヨタ自動車が、仕掛けてくるのを楽しみに見ている。
日本はまだだまだ終わらんよ!(シャア様の名台詞からパクリ(笑))
ちゃんちゃん。