人の人生なので、いろいろな捉え方があると思う。
良い事も、悪い事も、主体者である自分自身の捉え方なんだろうとは思う。
ただ、ここのところ、いろいろイベントが起こりまくる。
まずは2月に父親が亡くなった。
もっと言えば、自分自身が、ストレス障害の為、9月から休職していた。
父は10月頭から、心臓と肺に水が溜る症状で入院し、その後、翌年の2月に亡くなる訳だが、世話をしていた妻である、私の母親はボケてしまって、まだアルツハイマーとかその他のタイプの認知症とは判定されていないものの物忘れが激しすぎて、日常生活に支障が出ている。
その中で、私が、ストレス障害で休職中とは言え、四六時中家にいたので、父親の世話は毎日見ることが出来た。
死に水も取ってやれたし、介護も、看病も悔いなく出来た。
もう、あとはリハビリして、退院するばかりとなるくらい父親は回復していたので、まさか、急変して亡くなってしまうと思っていなかったのが、悪い方に意外過ぎて、ダメージが大きかった。
そのことについては納骨を終えて、新盆など年月を経ってから、少しずつ整理して話しておこうと思う。
そうこうして、徐々にではあるが、心身共に回復してゆき、いよいよ、来月4月から職場復帰してはどうか?と主治医い提案されたので、会社にその旨を連絡した。
会社側も喜んでくれて、話し合いを持つことになったのだが。
医者から連絡があり、私の主治医が急に退職してしまうとの事。
おい!ってなもんだが、仕方がない。引継ぎ医師との打ち合わせをお願いしようと通院予約を取って、会社にもその旨を話す。
場合によっては復帰時期を遅らせる様にお願いした。
でも、半年仕事を離れて休んでいたおかげで、なんというか、やっと生きる気力というか、頭の回転数が元に戻った感覚がある。
もう何をやるにも鉛でも血液に入っているのではないかと言うくらい重苦しく、ドロドロした状況が続いていたのだが、まず精神が回復してゆき、それに応じて肉体側がちゃんと神経に接続され始めて行く様な感覚になってきた。
今なら、思った通りにおおむね身体も動かせるし、作業にも取り組めると思える状態になった。
人間は不思議の塊だと思うが。
人生で2度目の貴重な経験をしているのだと思って、一日一日、自身の命に刻み込む思いで生活してゆきたい。