トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

家事代行サービスの件

神奈川県などの国家戦略特区で解禁された外国人の家事代行サービスで、事業開始に向け準備が着々と進んでいる。パソナは21日、来日したフィリピン人25人の入社式を都内で開いた。今後は職場内訓練(OJT)などを実施したのち、3月末にも事業を始める予定だ。特区を活用した外国人家事代行による初のサービス提供となる見通しだ。

 掃除や洗濯、食事の準備といった家事代行サービスを月2回(1回当たり2時間)利用する場合で、利用料金は1万円(税別)と想定する。

 パソナグループの南部靖之代表は「仕事をしつつ日本を学び、3年間有意義な生活を送って欲しい」と祝辞を送った。フィリピン人職員代表のカラスコ・キャサリン・アントリアオさん(42)は「日本でたくさんの経験をして、自分のスキルを高めたい。一生懸命頑張るので、どうぞよろしくお願いいたします」と日本語であいさつした。新入社員ら全員で日本語の歌も披露した。

 パソナは比人材派遣大手マグサイサイグローバルサービスと組み、職員らに450時間の研修を実施した。職員は今月9日に来日した。

 他社でもサービス開始に向け準備が進む。ベアーズ(東京・中央)やポピンズ(東京・渋谷)などでは職員はまだ来日していないものの、早くて4~5月中には開始する予定だ。

 

 

日経新聞記事より。

 

戦略特区だからと言って、なんでもありな姿勢はこの件を含めてとてもなっとく行かない。商売だから、各企業は全力だろうと思うが、所詮は利益優先のところなのだから、従業員の待遇は二の次だし、日本語が出来るだけで、日本人と円滑にコミュニケーションがとれると思ったら大間違いだ。

 

海外に長く住めば解るが、お国柄ってのはそうそう簡単に理解できないし、外国人サイドからしたら、変えられるものでもない。

それだけじゃないだろ?

トラブルを起こしたのはJR西日本金沢支社福井運転センターに所属する30代の男性乗務員。学生側によると、男子学生は11日午後6時ごろ、無人王子保駅(福井県越前市)から乗車。敦賀駅(同県敦賀市)に向かう途中で切符の有無を車掌に確認され、購入しようと「いくらっすか?」と尋ねたところ、車掌が学生の胸ぐらをつかみ「言葉遣いに気を付けろ」とにらみつけたという。また、音楽を聴いていたイヤホンを引き抜かれたり、購入後に再び胸ぐらをつかまれ「こっちに来いや」と引っ張られたりしたという。  この学生は「いきなり胸ぐらをつかまれびっくりした。JRに乗るのが怖い。許せない」と話している。  同支社広報室は「車掌からは、学生が車内改札時に寝たふり、聞こえないふりをしているように見えて、イヤホンを外して声かけしたと聞いている。乗車駅を聞いてもなかなか答えないと思ったようだ」としている。一方、胸ぐらをつかんだり、暴言を吐いたりしたことについて「行きすぎた不適切な対応と認識しており、おわび申し上げます。再発防止に向け社員指導をしていきます」と話している。

 

 

ヤフーニュースより。

 

30代のJRの職員がこの記事が示す通りの理由だけでここまで切れるとは考え難い。どう考えても、常軌を逸した態度を学生と思しき自称被害者側がしていたとしか思えない。

 

証拠が無いので推測でしかないが。

 

裁判にでもなってきっちり、白黒はっきりしてくれればこの上なくすっきりするが、そうもいかないのだろうから仕方ないけれど。

もう何やってんだこの国?

ハワイ州のホノルル連邦地裁は15日、トランプ米大統領が6日署名したイスラム圏6カ国からの入国を制限する大統領令を一時差し止める仮処分を命じた。1月の入国禁止令の差し止めに続き、テロ対策に有効だとする行政の判断を司法が阻んだ形で、トランプ政権にとって打撃となる。

 新大統領令はイスラム教徒を狙ったものではないとする政権の主張について、同地裁のワトソン判事は「非論理的だ」として「根本的な欠陥がある」と指摘した。新大統領令は16日から発効することになっていたが、今回の差し止めで全米で効力が停止され、入管現場の混乱は避けられる見通しだ。

 

 

日経新聞記事より。

 

この大統領本当になにやってんだか。一般教書演説もしていないのに大統領令ばっかり矢継ぎ早にだされても説得力ありませんが?

何度も言うけどあなたはアメリカの大統領であって『社長』じゃないんですよ?

 

ナチスドイツっぽいことやるんじゃない!

衆院憲法審査会は16日午前、「参政権の保障をめぐる諸問題」をテーマに議論を再開した。首相の解散権のあり方や、大災害時に国会議員の任期延長を認める緊急事態条項をめぐり与野党6会派が見解を表明。自民党上川陽子氏は、自然災害により被災地で選挙が執行できない例を挙げ「国会議員の任期延長などの手当てを憲法上行うことは必須だ」と訴えた。

 

 

この記事を読んで何が言いたいのかすぱっと解る人いるのだろうか?

 

少なくても私は良くわからない。そもそも今!論議の必要がある内容とも目的があるかもわからない。

 

こういう曖昧な内容で『憲法改正』が語られていると言う事はつまり、はっきり解っては困る内容について憲法改正が必要だと思っている奴が絶対数いるってことだろ?こういうのは絶対通してはいけない。論議の必要があるならどうどうと『何々について論議したい。』理由は○○だからと説明すればいいのだ。

ルールに詳しいやつよりルールを作るやつの方が有利

経済産業省はドローン(小型無人機)の国際規格づくりに乗り出す。宇宙航空研究開発機構JAXA)と協力して衝突防止技術や自動管制システムを開発し、2025年度をめどに国際標準化機構(ISO)の承認を目指す。日本や欧米を中心にドローンの実用実験が進んでいるが、国際的な規格がないことが普及の妨げになっている。日本が主導することで国内企業の市場開拓を後押しする。

ドローンは制御技術が未発達で、風であおられたり、電線などの障害物に接触したりして落下する事例が後を絶たない。国は航空法で飛行を厳しく規制し、今は離島や山間部などで操縦者の目の届く範囲でしか飛ばすことができない。

 経産省は国際的な普及を見据え、17年度内にもJAXA産業技術総合研究所産総研)などと連携して安全性向上に向けた技術開発を始める。

 JAXAとはドローン同士がぶつからないように互いの位置を自動で把握する管制システムを開発する。産総研とは飛行を安定させる技術の開発や全地球測位システム(GPS)や飛行高度を検知するセンサーの実用化を進める。福島県に整備する試験場で研究を進め、各機関の強みを生かして技術を開発する。

 経産省は安全性と実用性を高め、20年度をめどにISO規格を承認する国際機関に申請する。承認されるのは25年度前後になる見込みだ。

 

 

日経新聞記事より。

 

とっとと進めた方が良い。

 

日本はルールをうまく使うのには長けているが、結局西欧列強にルールを作られたが為に損をしてきた。ルールを作る側に回ればただでさえ技術力は高いのだからやりたい放題だ。25年とか悠長な事言って無いで最速で取り組んでほしい。

 

商機が逃げるぞ。

 

地熱利用の未来

国内で建設期間が半分ですむ小規模の地熱発電所が相次ぎ立ち上がる。JFEエンジニアリングや三井石油開発の企業連合は岩手県で出力約7千キロワットの発電所を建設。

(中略)

国も電力買い取り制度で小規模地熱の普及を後押ししている。世界3位の地熱資源量をうまく生かせば、電源の多様化につながる。

地熱発電は地中深くから取り出す高温蒸気で電気をつくる。太陽光や風力発電と異なり、天候や昼夜で発電量が変動しないのが最大の特長。日本の地熱資源量は原子力発電所23基分に相当する2300万キロワットで、米国、インドネシアに次ぐが、現在は計50万キロワットの利用にとどまる。

 

 

地熱利用が進んだら原発要らないんじゃないの?

 

東芝も死に体だから、もう日本は完全に脱原発に大きく舵を切ったらいかが?

トランプ政権のきな臭さ。

戦後の世界は、西洋文明の盟主である米国と西欧諸国が仕切ってきた。ところが、グローバル化で国際資本に市場が食い荒らされ、米欧の社会が荒廃した。イスラム文化圏などからの移民の流入でテロの脅威がふくらみ、伝統的な価値観も薄まっている。この流れを止め、米・西欧主導の世界を再建しなければならない……。

 つまり、グローバル化の流れをせき止め、薄まった米国と西欧諸国のアイデンティティーを取り戻そうというわけだ。そのためには国連や国際機関の弱体化も辞さない。革命にも近い発想だ。

 トランプ氏もおおむね、バノン氏のこうした思想を共有している。だからこそ、メキシコとの「壁」にこだわり、北米自由貿易協定(NAFTA)や環太平洋経済連携協定(TPP)にも敵意を燃やす。理由はなにも、米国内の失業や貿易赤字だけではないのだ。

 トランプ政権はいま、世界にも同じ「革命」を輸出しようとしている。当面の目標は欧州連合(EU)の統合を壊すことだ。西欧国家群の土台が統合で食いつぶされているという危機感がある。

 「英国のEU離脱はとても良かった。あとは(フランスの極右政党・国民戦線の)ルペン党首が今春の大統領選に勝ち、ドイツのメルケル首相が9月の総選挙に負ければ、すばらしい」。英国のEU離脱を主導したジョンソン外相が1月に訪米した際、バノン氏はひそかにこう励ましたという。

 

 

日経Web版より。

 

もうね。自分だけ良ければ良いために、国連すら利用するってどんだけ強欲なのよ。

完全に逆行しているよねこの人。

 

もう、グローバル化しちゃったんだから、影響の強い国家であるアメリカだって、そうそう長い間抵抗できないよ?奇しくも、世界の警察を自任していた超大国アメリカが自らの限界を悟って、下りたようにいくら頑張ったって一度、グローバル化した流れは変えられないと思う。

 

結果、一時逆行したように見えてもいずれ戻るし、戻った時の揺り返しが強すぎて倒れたりしないよなアメリカ。そっちのリスクの方が私は怖い。

 

グローバル化を良い方向に進めて行ければ世界民族主義的なイデオロギーが起って、世界統一政府が誕生するかもしれないと私は期待していたんだけどな。それこそ国連事務総長が初代世界大統領になるような時代を期待していたのに。

 

本当に今のアメリカにはがっかりだ。