『女性が求める男性の年収と実際の年収の乖離』
という週刊東洋経済記事が実際の男女の思惑を如実に表している記事で面白かった。
以下抜粋。
具体的に、どれくらいの乖離があるのか見てみましょう。2019年内閣府「少子化社会対策に関する意識調査」において、20〜30代未婚男女がそれぞれ結婚相手に求める希望年収を調査しています。それと、2022年就業構造基本調査の20〜30代有業未婚男女の年収分布とを照合してみました。なお、希望年収において「年収は気にしない」と回答した分は除外して割合を出しています。
男性が求める女性の年収と実際の年収は多少の差こそあれ、ほぼ希望が実態に即していますが、女性が求める男性の年収と実際の年収とは大きく乖離していることがわかります。希望年収は400万円台が27%、続いて500万円台が22%。500万円以上を希望する割合は43%にもなります。「年収500万が普通」という感覚は、この未婚女性が希望する結婚相手の年収の世界線があるからです。
(抜粋終わり)
世界線があるという表現が非常に今時である(笑)
続いて、女性に男性に求める年収が有る様に男性側から女性に求める年収を取った統計が有るそうで。
(以下抜粋)
実際500万円以上稼ぐ未婚男性は1割程度に過ぎず、500万円以上の相手を望む未婚女性43%のうち、その目的を達成できるのは、ごくわずかです。
ちなみに、それぞれの希望年収と実際の年収の中央値を比べてみると、女性の場合は、求められる年収中央値305万円に対して実際の年収中央値290万円とその差は15万円程度と微差です。が、男性の場合は、求められる年収中央値475万円に対し実際の年収中央値317万円で、その差は158万円もあります。
(抜粋終わり)
記事の通り、男女それぞれに求める年収のうち、女性は中央値でもその差はわずかであるが、男性に対しての求める年収と実際の年収中央値に150万円を超える大きな開きがある為、そりゃ結婚しないわな。というのがこの記事の結論らしい。
じゃあ、話は簡単で、『金で解決するんでしょ?』って事だと毎回思っている。
フランスはそれで2.0を超える特殊出生率たたき出したんだってば。
婚外子を認め、結婚して出来た子供だろうが、婚外子だろうが、同じ補助を国が面倒みる。社会で子供を守り育てる税制を敷く。これだけ。これが出来れば勝手に子供なんて増える。
増えたらそれをどう教育するか?それだけだろう。
子育てが不安にならないくらい手厚い助成や補助を社会実験でもなんでもいいから、一回やってみろよ。あっという間に子供出来るし、結婚も増えるから。