トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

ムハマド・ユヌス最強伝説!

ピンと来た方はノーベル賞に興味のある人。来なかった人は時事ネタに疎い人。どちらの反応も無かったあなた友達になりましょう。


最近購入してこの人の自伝を読んだ。つうか今読んでる。世の中に悪いものはいろいろあるし、どれも対抗するには大変なんだけれど・・・。




貧乏が一番辛い(ToT)




しかもこの人の発明した『マイクロファイナンス』なるシステムが考案された舞台は恒久的に貧乏人は貧乏人という国。一生涯だけでなく未来永劫子々孫々まで必ず100%貧乏人は貧乏のままという恐ろしい世界での話しなんである。どうしてそうなのか?それは本に詳しく書いてあるのだけれど、簡単に言うとそういう国だから。これに尽きる。貧乏人軍団は餓死していくわけだけどその餓死することに疑問も文句もつけない。

当たり前のように死ぬのをうけいれてしぼむように死んでいく。こんな恐ろしいことがあるだろうか?教育基本法がどうこうとか自殺がどうのとかそんなもんじゃない。死ぬことに疑問がもてない。もっても打開策も無ければどうしたらいいかもわからない世界があるんだということが怖い。

冒頭に作者ムハマド・ユヌスが言う。『これですべての不幸な人は救えない。しかし、貧困という悲劇をなくす可能性は示された。』と。

確かにその通り。やっぱスゲー人はスゲーよな。なんかヒントをもらった気がする。