トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

彼女の対応力

のろけ第二段です。


今の彼女は『思考のジャンプ』が得意技です。人間追い詰められると出来る行動は大体2つ。



『逃げる』と『壊れる』です。



どっちも基本的に行き詰ります。


『逃げる』に関しては逃げ切れなくなったら終わりです。『壊れる』はこわれちゃったら終わりです。当たり前ですが。どちらも基本的には延命措置で絶対措置ではありません。でも悲しいかな人間は必ずこのどちらかを選ぶ。そして場合によって結果が確定する。その壊れ方なり、逃げ切れない状態が『致命的』な場合最悪、死に至ります。それが自殺だったり、過労死だったり。廃人だったりしますが、まあ結果的にたいした差はありません。つまりは『死』が確定するだけです。


で。私の彼女は、以前は追い込まれて『逃げる』と『壊れる』を繰り返していました。当然です。私もそうですが、殆どの人間はそうですから。



ところが、彼女はある才能があった。『ジャンプ』する能力です。いつもなら逃げるところ、いつもなら壊れるところで時々、超人的な粘りを発揮する事があり、同じ人間に思えないくらい変貌するときがあります。


これが、ジャンプ。逃げずに壊れずに『進歩する』もしくは『進化』する事がある。これは彼女の中では激的な状態で一気に困っていた状況が吹っ切れる変化を生み出します。見てると笑っちゃうくらい変るので面白い。風呂上りの如くすっきりした彼女の顔をみていると本当に乗り越えたのだなと感心してしまいます。最近彼女はそれを有る一定のタイミングで行う。意識してやっていはいないでしょうが、今が『勝負の時』と感じ取るとスイッチが入る事を身体で覚えた臭い。もう彼女が極端に逃げたり、壊れたりする事はなくなるでしょう。彼女は人間的にクラスアップしたようです。



最近、たくましさを感じるようになった彼女ですがこれから一緒になったらもっと楽しみです。


で。前置きが長いですが。


TPP問題。明治維新やら戦後やら不平等条約で100年くらいに一回ずつエライ目にあっている日本ですが、今回のTPPも同じ。日本の法律がアメリカ化する可能性大なのがこのTPPの本質。そしてそうなったら日本の国内法ではTPP協約を超えられないし、超えたら賠償を請求される。全く持って最悪の協定な訳です。でもそんな不利な事が定期的に日本で行われてきたのです。しかもアメリカの手によって。ペリー然り、マッカーサー然り。でも一時は世界第2位の経済大国にのし上がった。希望的観測だろ?と言われるでしょうが、私は日本を甘く見ていない。今後最悪の結果が出ても必ず日本は復活する。



その証左はすでに国民に出ている。思考のジャンプ。もとより人間はその生存環境に劇的に対応すべく必殺技『進化』を持っている。それはどのような環境でも起こる。実際、技術の分野でもレアメタル抜きの電池だったり、ロボット技術の革新だったり。目覚しい結果が出ている。『はやぶさ』なんかはその好例。



問題も多いし、はっきり言って日本が大損するのは確実ですが、その『究極の困難』が回避できないならその環境から進化して生き残るしか道は無い。一般的な一庶民の彼女にも起こる事が優秀な日本の人材間で起こらないわけが無い。それに、TPPはいくら超法規的な枠組みであってもあくまで現在法の範囲においてである。その法律が追いつかない新分野、新法律がどんどん出てきたらどうする?TPP協定の先を行く進化が日本に可能だったらどうする?そう言う事が日本に起こらないとは誰にも言い切れない。


TPP施行後、大激震が起きて雇用も、保険も、医療も、食生活も、安全も、今とは比較にならない状態になっても、それを乗り越えたイノベーションを起こせるのが日本人だと私は確信している。だって日本は常に不利な方が良い結果出してきた国ですから。このくらいのハンデがあったほうが国民性にはあっているのかもしれないと思って来た。でもわざわざそんな『国難』を呼び込む必要は無いのでギリギリまで無駄な血を流さない努力をいち国民としてしていきたい。声を上げて行きたい。


以上○