広川太一郎様が享年６９歳でなくなられてから４年が経とうとしています。３０〜４０代のおっさんどもがガキのころにはアニメ版名探偵ホームズとかで非常に馴染みのある声優さんの一人だと思います。
彼の死を知った時に思わず名探偵ホームズのDVDボックスを購入したのを覚えています。
生涯どこの事務所にも所属せずフリーで活躍した声優さんでしたが、その名優のエピソードをまた発掘したので嬉しくなってしまい日記にしました。
『ゲキレンジャーに出演の際、広川がタブー（敵キャラ）の声を演じる事を知った番組アクション監督の石垣広文が「(広川さんが)声をやるなら俺がスーツの中に入るから殺陣師は別の人を立ててくれ」と言うほどスタッフ間でも話題になった。』
知る人ぞ知る特撮殺陣師『石垣広文』をしてここまで言わしめるのは凄い。どうりであの回は怪人が生き生きしてる訳だ…。
石垣広文さんは特撮のスーツアクターとしてライブマン以降現役で演じておられ、その後アクション監督として連続８作品の戦隊物を担当されました。
その有名人でも『広川太一郎』が演じるとなれば自ら中に入るとは…。流石です。一流は一流を知るということでしょうか。今そう言う職人気質な役者さんが減ってきている気がします。
