トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

結婚した友人達

結婚すると『疎遠になる』と言う。


平日の夜に突然思い立って『新宿に深夜映画を見に行く』と同僚に電話して夜中2時まで映画を見た挙句、深夜営業のハンバーガー店でくだを巻いて、朝日と共に帰宅してそのまま出社と言う事は出来なくなるらしい。


最近ストレスが溜まってきたと言う友達がいるとじゃあ!っと『週末弾丸ツアー』として海鮮丼を食べに海へ行くとかしなくなる。


いや、子供がいたり奥さんがいたりするとそう言う独身の時みたいな動きは不可能だよと思う。実際の動きはね。


でも大概の場合。


連絡が疎遠になるのである。メールに反応しない。電話に出ない。意見を言わなくなる。等々。『結婚すると脳味噌のクロック数が落ちるのか?』と疑いたくなるくらい通信においてレスポンスが悪くなる。これはある一部の既婚者に見られる傾向だが。私の友人で既婚の人間と独身の人間を比べると独身者の方が圧倒的にメール返信が遅い。


既婚者のほうが早い。


ただし、メールの反応は既婚者のほうが圧倒的に悪い。


言いたいのはこうだ。

メールに対しての反応 ⇒ 返信があるかないか。

メールの返信が遅い ⇒ 返信があるばあい返信までの時間。


独身者は返信はするものの返信までの時間が遅く、既婚者はメール自体を無視する傾向がある。


まあ自分の友人関係限定だが。返信を無視するもしくは電話かけた時にTell Backが無い既婚者の友人の割合は3割ほど。きっと電話が有ったことも忘れるのが早いし、日々に追われすぎて興味も沸かないのだろう。


対して、独身者の返信の遅さ。これは個人差があるがメールを出した私が話題を忘れてしまうほど時間が経ってから送ってくる人が多い。たいていの場合返信が遅いのでどうでも良くなってから返事が来る。


これも全友人比でいうと全体の3割ほどだろうか?きっと彼らは日々が楽しすぎてたくさんいる友人のひとりには興味が無いのだと予想する。


結局、結婚している友人は家族を持つことで他への意識が希薄になり、独身は独身で潤いが枯渇して他への興味が希薄になり精神的な反応が鈍くなると推測している。


ここにおいて独身だろうが既婚だろうが全体の3割は年を取ると『何かしら精神的に反応が鈍くなるのかな?』と気になっている。


でもまあ、既婚者の方が病的な変遷をたどる事が私の友人に限って言えば多いようだ。私がもっとも信頼する先輩も結局何が原因だったのか解らないが『離婚』してしまったようだし。連絡が取れないからおかしいな?とは思っていたのだが。子煩悩で家族を大事にするパパだったのだが…。


今にして思えば結局心の反応速度がどんどん低下していたのだろうと思う。そして、痛みも感じなくなってどうにもならなくなったんだろうなと勝手に結論した。外界から与えられた刺激に対して、反応できなくなるということは、どこかで心が痛み出しているシグナルなのかもしれない。


私個人の経験に限定すると心の反応力低下は『うつる』これは間違いない。心の反応が低下した人間と長くコミュニケーションを取り続けると元々健全だった本人が引っ張られるように病んでしまう。よほどポテンシャルが高くて反応低下者を元気にしてしまう人もいるが基本、反応低下者はかなりの負のポテンシャルを日常的に高いレベルで維持しているので負ける事のほうが多い気がする。


一番の方法はそう言う人とは関わらない事だ。


たとえそれが恋人だろうが、親友だろうが。今まで私は自分の性分なのか心の反応低下を起こしている人を見つけるとせっせとおせっかいを焼く事が多かった。たいてい客観的に見て自分が損することが多くなる。でもそんなものは気にならない。彼や彼女が元気になればそれが嬉しかった。


私はおせっかいなのできっとそれを重たく感じるひとも多くいただろう。迷惑だと思う人もいただろう。ちょっと前まで反応低下を起こしているような友人は全体の3割程度でその3割と常にコミュニケーションを取る訳じゃないからこちらは特段意識する事もなかった。


ところが、2010年以降、この『心の反応低下』を起こす知り合いの割合が増えた。体感で5割以上に達している気がする。仕事のストレスで壊れる友人の数も正直、増えた。ここへ来て場合によってはコミュニケーションを遮断し、自己防衛する必要があるのかな?と思えてきた。


まあでも具体的には何もしてないが。


方法は単純だ。そう言う人とは関わらない。連絡を取らない。連絡があっても反応しない。


おおよそこれを守っていれば被害は最小限だと思われる。


でもね〜。それが出来たら苦労しない。無視できない。関わってしまう。うっとおしいほどおせっかい焼。これが自分なのでどうしようもない。


まあ、身近なところからコツコツやっていきたい。