トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

大学生のバイト

大学生のバイトについて私もいろいろ考える事がありますが、同じような事を考える人が世の中にはいるのだなと思ったので転載。

(以下記事抜粋)

そもそも、大学生がなんでアルバイトをすることができるか、考えたことがあるだろうか。それは、時間が余っているからだ。そして、この余っている時間は、無料で手に入れられるものではない。親が4年間分の学費を払い、さらには生活費まで仕送りをすることで手に入れた実に貴重な、高価な時間なのである。


そして、この時間をアルバイトにつぎ込むというのは、せっかく高いお金を出して買った時間を、1時間900円くらいの非常に安いレートで換金しているにすぎない。こんなに勿体無い話はないのではないか。


「アルバイトで得られるものは、お金だけではない」と反論する人もいるだろう。確かに、実際に労務を提供する側に立つことで、客の時には気が付かなかったことなどに気がついたりすることはあるだろう。しかし、所詮はアルバイトにやらせる仕事である以上、即座にそれだけで独立できるようなスキルや知識がつくことは考えがたい。飲み会で話のネタにするのがいいところである。

(抜粋終わり)

私もそう思う。

実際具体的に時給計算してみたことがあるのだ。大学在学中の4年間の学費、通学費用、教科書代金、必要装備代金、生活費を総計したものを在学4年間の総時間数で割って1時間当たりいくらの経費を使うのかを出してみた。幅はあったがその金額は1時間、9000〜15000円である。


大学在学中の若造がアルバイトを仕事として時給9000円以上を稼げるだろうか?良いとこ時給1000円超だと思う。学費も自分で面倒見ている新聞奨学生などは別にして、それだけの高給バイトなんて中々無い。従って、当時の自分は兎にも角にも最短で卒業する事が最大の経費削減だと判断した。留年なんてとんでもない話である。かといってバイトしなかった訳では無い。自分の中で条件を満たした場合にバイトも有りと判断した。

バイトをして良い条件(当時)
1.学業が最優先(授業を休んで行なうバイトは厳禁!)
2.大学が休みの間はどのようなバイトも可。
3.1.2.を満たした上で家族、友人に迷惑が掛からない職種のバイトは行なって構わない。

今は体力的に無理だが、当時は若かったので22:00〜6:00にバイトして朝9:00からの講義に出席してという生活を送った。当然居眠りをして授業を棒に振ったことは無い。単位取得に関係ない授業に潜り込んで爆睡していた事はあるが。寝る場所がなかったので。


親のすねをかじって貴重な時間と経費をつぎ込んで通っている大学生活を無駄にする事は当時の私にはとても罪深い事だと思えた。自分で奨学金を取得したが、それでも学費の大半は親の経済力を頼るしかなかったので非常に今でも感謝している。



大前提として親の義務は中学卒業までだ。





それ以降はどのような学校に進学しようともそれは本人の気分であって、親の義務ではない。だからこそ誰の援助でそのポジションにいられるのかは親子であってもハッキリさせる必要があると私は思う。世知辛いと思う無かれ、嫌ならそれを打開する案を自分で考えればよいのだ。