トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

新型インフルエンザ

日経新聞より新型インフルエンザ情報あり。

(記事抜粋)

中国が鳥インフルエンザ「H7N9型」の感染拡大を阻止しようと躍起になっている。4日には新たに2人の死亡が確認され、死者は5人となった。上海市内のハトから同型のウイルスが検出されたことも明らかになり、当局は警戒態勢を一段と強化。3日間の連休に入り、帰省やレジャーで人の往来も活発になるなか、当局は大規模感染の阻止に全力を挙げる構えだ。

 上海市政府は4日、新たに4人の感染を確認、うち2人が3日に死亡したと発表した。治療中の2人のうち1人は4歳の児童だが、症状は比較的軽く、回復に向かっているという。また4日の新華社電によると、浙江省湖州市の64歳の男性もH7N9型ウイルスの感染が確認された。4日夜時点の感染者数は死者を含め合計14人となった。

 一方、農業省は4日夜、上海市松江区の農産品卸売市場のハトからH7N9型のウイルスを検出したと発表した。遺伝子配列の分析から、今回、人に感染しているウイルスと起源が同じ可能性が高いとしている。

 農業省は上海市の関連市場に対し、厳格な防疫措置を取るよう要求。同時に監視範囲も広げる。国家衛生計画生育委員会も4日までに各地の衛生部門に対し、患者の処置や予防の手引を通知。H7N9型ウイルスの潜伏期間を最長7日間と定め、疑いのある患者の隔離や速やかな報告を求めるなど、感染防止策を相次ぎ打ち出している。

 4人の感染者が出た江蘇省では鶏の養殖や加工の業者に解毒作用のある漢方薬「板藍根」の服用を推奨。死者が4人となった上海市では短文投稿サイト「微博」などを通じ、市民に「手洗いの励行」など予防策を呼びかけている。

 世界保健機関(WHO)との連携も深める。3日には国家衛生計画生育委が中国駐在のWHO担当者と治療方法や予防策について意見交換した。今後も連携を深め、科学的な知見に基づく感染拡大防止策を練る方針。

 中国の矢継ぎ早の対応の背景には、2003年に中国で大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の教訓がある。SARSは中国で02年秋に初の感染例が報告されていたが、中国当局の対応が後手に回り、情報隠しも指摘された。WHOに情報提供するようになったのも世界で感染者が1800人に達してからだった。今回、早い段階からWHOと連携する背景には、国際社会に透明度の高さをアピールする狙いもありそうだ。

(抜粋終わり)

ジワリと感染者、死亡者が増えている。傾向として子供や若い人が軽症で30代以降、中年、壮年くらいが重症化の傾向にあるようだ。なくなられた江蘇省の男性も38歳で調理師との情報がある。鳥を扱う仕事をしていたと言う事だろう。このまま感染が広がると、人から人への感染が無かったとしても、鳥を良く食べる中国ですから油断は出来ない。そこら中に鳥とり食べるところあるからね。