トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

景気の腰折れ

自民、公明両党は30日、消費増税に備えた与党税制改正大綱で合意した。設備投資や賃上げを促す減税などの規模は国と地方を合わせて1兆円。復興特別法人税の1年前倒し廃止は「経済成長を賃金上昇につなげることを前提に検討する」と明記。これを含めると減税規模は約2兆円になる。法人実効税率の引き下げは「速やかに検討を開始する」とした。安倍晋三首相は1日、来年4月から消費税率を8%に引き上げることを正式表明する。



はい。これで景気の腰折れが確実になりました。アベノミクスはこれでお仕舞い。消費税を上げて、景気が良くなったことは一度も無い。毎回毎回税収ダウンがキッチリ起きる。97年消費税5%をやった年の税収は約54兆円。次の年98年は約5兆ダウンの49兆円だ。


経営の神様、松下幸之助は対談集の中で、『企業が儲かれば税金は要らなくなる』という独自の税収体系を構想していた。存命の間は実現できないとして、いずれ後進を育成して引き継ぎたい旨を当時述べていた。これが松下政経塾をさしているのかは解りませんが。


いずれにしても、これで景気が良くなることは絶対無いと断言できる。税収は上がらない。下手をすればまたデフレスパイラルに逆戻りだ。