選挙時期なのでまあ色んな人たちとその手の話をする。
それぞれの選挙区で地元の住んでいる地域の議員の事だったり、五月蝿い街頭演説のことだったり、選挙カーの事だったり。
政党のあーでもないこーでもないも。
こういう文句を言っている人はま健全だと私は思っている。
たちが悪いのはそれらを超えて、何も変わらないとしたり顔で言っている人達。
これにも2種類居る。
1.白票を投じてでも、現選挙制度に異を唱えるべきという主張の友人。
2.結局、誰が勝っても、どの政党が勝っても何も具体的に世の中良くならないし、
結局議員自身が得をするから選挙なんてハイリスクなものに出るんでしょ?
これね。一見もっともらしい事言っているように見えるでしょ?
私も聞いたときはそう思わなくも無かった。が、ぬぐえない違和感が有ってね。でもその違和感が一体何なのか何となく解った。これ、結果自分の生きてる間のことしか考えてない人かどうかだ。
解り辛い回答ですいませんが。
1.を言っていた人家族さえ幸せなら良いんですといっていた。でもその人は忘れているようだ。自身の家族である父母を捨て去って今の家族を持ち、実の両親から勘当されている事実を。親を不幸に叩き落しておいて自分の子供、妻の家族のみ幸せにあれとは随分虫のいい話だ。だから今の自分だけを観て変わらないから白票でよいと言うのだろう。それでも意見をもって投票するだけマシだ。でもそれはこの国の将来を担う自らの子供の世代について結果的に責任を果たせていない。そこには目線は行かないのだな。
2.こちらはもっと個人的な感情。ただ結構潜在的に居るんだと思う。中学校の同級生も同じ趣旨の事を言っていた。これは主権の持つ威力をもっと考えた方が良いかもしれない。本来そういった政治家を生み出さないために政治を監視するのが国民側の責任だと思う。選挙を通し、そう言う国民の為に働かない政治を排除するのが選挙の側面だから。民主主義の良い所であり難しいのだろうが、時がうつろうと、時間の影響を受けてより多くの価値観が意見に影響を受けて入り込むから元々の志がどういったものだったのかわかんなくなってしまうのだろう。結果近いものしか見えなくなる。で、今の政治不信のような堂々巡りを生み出してしまう。そしてそれは自身の1票程度では改善できないから諦める。
でも、1.も2.も結局有権者が生み出した政治家による政治の結果だ。さて誰の責任ですかね?
優れたカリスマ指導者による国家運営よりも、腐っても民主主体制の方がマシだと私は思う。そもそも人間が2人以上集まったら、意見なんてまとまり難くなる。それ数千万人にも達したら、合意に達すること自体、奇跡だ。EU離脱の国民投票見たってそれは明らかだろう。
それでも選ぶ必要がある。間違っていようが、合っていようがそれは今、解らなくても。
結局、色んな情報・意見を吟味し、最後は自分の信じる感覚で選ぶしかない。
民主主義だから、選挙に行かない選択もありだろう。でも選挙はただじゃない。税金掛がかっている。どうせならせめて白票を投じて意思表示して欲しい。
どうせなら、よりベターな政治家が生まれるように選び続けて欲しい。