最近児童図書として『地獄極楽絵巻』が流行っているらしい。この本の話は別のブログで確認して知っていたのだか、まさか流行っているとはしらなんだ。
(以下記事抜粋)
この絵本は千葉県三芳村の延命寺に所蔵されていた「地獄極楽絵巻」に、文章をつけたもの。
1980年当時、自殺する子どもが相次いで報道されたため、自殺を抑止する目的で出版された。
巻末に「自殺するのは親不孝。死ぬと地獄に落ちる」「命を大事にしろ」というメッセージが記されている。
爆発的に売れ始めたきっかけは、人気漫画家の東村アキコ氏が、育児コミック
「ママはテンパリスト」の中でこの絵本のエピソードを描いたこと。やんちゃ盛りの
息子のしつけにてこずっていた時、この絵本を見せて脅かしたら、見違えるほどいい子になったという。
その話を聞いた同社では、編集部経由で東村氏に連絡を取り、「うちの子はこの本の
おかげで悪さをしなくなりました」という推薦の言葉と、東村氏の絵を帯に掲載。すると
エピソードが掲載されている「ママはテンパリスト」の単行本第4巻が発売された2011年11月から
じわじわと売れ始め、今年に入ってから爆発的に売れるようになったという。
同社社長の高橋栄氏によると、絵があまりにショッキングなため、発売当時は書店営業に
苦労したとのこと。児童書コーナーに置いてもらうどころか、表紙がちらりと見えただけで
追い返されたこともあるという。しかし次第に同書の意図が伝わり、「強烈だけどいい本」
「命の尊さという、理屈だけでは説明しにくい大きなテーマを、わかりやすく伝えている」と評価が定着。
若者に人気の書店、ヴィレッジヴァンガードでは数年前から定番商品として置かれ、
「ファンキー」という評価もあった。だがこれほどまでの勢いで売れるとは同社でも思ってもいなかったという。
(抜粋終わり)
ファンキーかどうかは知らんけど…。絵巻独特の迫力がある絵だったよ。