トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

食えない事は狂気に直結しやすい

休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年で倍増している

 

<深刻なのは中年層でこうした人が大幅に増えていることと、14歳以下の子どもでも倍増していること>

物価高が人々の暮らしを脅かしている。レジャーや奢侈品の購入を控えるだけでなく、食を切り詰める人も多い。それを通り越して、ご飯を食べない(食べられない)人も出てきている。

20~24歳の若者を見ると、日曜日に食事をした者の割合は92.8%(総務省『社会生活基本調査』2021年)。裏返すと、残りの7.2%は1日中食事をしなかったことになる。1996年の同じ数値は3.8%で、ご飯を食べない若者が増えていることが分かる。

間食は「休養・くつろぎ」、知人との会食は「交流・交際」という行動カテゴリーに属するが、「食事」という行動をしない者の割合は、食を疎かにする(せざるを得ない)人がどれほどいるかの指標と見ていいだろう。

2021年の20~24歳人口は621万人ほどなので、先ほどの7.2%をかけると、日曜日にご飯を抜いている人の実数は45万人と見積もられる。

(中略)

年齢層別に見ると、両年とも最も多いのは20~24歳となっている。1996年は35万人、2021年は47万人だ。単身の困窮学生などだろう。いわゆる闇バイトに手を染める学生が増えているというが、食うにも困る生活困窮が理由であることも多いのではないか。腹ペコの若者が増えることは、社会にとっての脅威となる。

以前と比べた増加率は、中年層で高くなっている。未婚率の上昇や収入の減少により、単身の困窮者が増えているためとみられる。「ロスジェネ」などの世代の要因もあるだろう。高齢層でも増えていて、65歳以上の実数は5万人から22万人と4倍以上に増えている。カツカツの暮らしを強いられている年金生活者の実態は、よく報じられるところだ。筆者の世代(ロスジェネ)が高齢期になる20年後は、もっと悲惨な事態になっているだろう。

 

 

ニューズウィーク日本版WEB記事より。

 

貧すれば鈍すると申します。

食えない人たちが増える事はそのまま治安の悪化につながると私は思う。

なんで、「一生懸命働いてるのに、悪いことしている訳では無いのに食えないんだ!」という思いはそのまま、食えてる人、食えない様にしていると思われる行政へ恨みつらみになって、向かうと思う。

 

個人の努力とかそういうのじゃどうにもならんから。

まともに働いたら、食えるようにするのが、国の仕事。

 

日本人の場合、諸外国に比べて、ただ施しを受けたいなんて人は圧倒的に少ない筈。

 

先進国の中で餓死や、自死や、過労死が世界トップクラスに高い民族なんだから。

 

生活保護でもなんでも、まずは救う事を最優先して欲しい。