米国政府による華為技術(ファーウェイ)に対する事実上の輸出禁止規制を巡り、パナソニックは22日までに該当する取引の中止を決めた。米政府は米国からファーウェイへの輸出に加え、一定以上の米国産品を使ったり米国産のソフトや技術を使ったりした製品の輸出も禁じた。スマートフォン(スマホ)関連の製品の一部がこれにあたるもようで今後の出荷を控える。
パナソニックは「対象品は限られるため業績への影響はほとんどない」としている。ファーウェイに対しスマホ製造にかかわる製品などを納入している。米国産の部品や技術などを使う製品が一部あった。ほかに該当の製品がないか精査する。
米国の措置に反すると罰金などを科せられる可能性がある。ファーウェイは日本企業から2018年に約7千億円の部品を調達している。例えばソニーのカメラに使う画像センサー、東芝メモリの半導体メモリーなどが取引されているとみられる。
スマホに欠かせない電気をためるコンデンサーや特定の周波数の電波を受送信するために使われるSAW(表面弾性波)フィルターをファーウェイに納入しているとみられる村田製作所は22日、「現状では影響は出ておらず状況の推移を見守っている」とコメント。コンデンサーなどを出荷しているとみられる京セラも同日、「影響の大きさを含めて状況を精査している」とした。
↑
日経新聞記事より。
いくら、アメリカに日本政府が迎合したとはいえ、あまりにも商売分野での反応が早くないか?
各電機メーカーも実はファーウエイが怪しいと常々思っていたのではないか?と言わざるを得ない。それで、今回の事をきっかけに一斉に行動に移したとするとつじつまが合う気がしてならい。
実際はそんなこと無いのかも知れないけど、世の中どうなるかわからないからね。