トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

こういうやつが後を絶たない。

民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし、これまでに試されたすべての形態を別にすればの話であるが。Winston Churchill (ウィンストン・チャーチル

 

ハイその通り。

 

その腐れ民主主義ですが。今の所人間が生み出した一番マシな制度だそうな。これよりマシな制度が無いために今はベターな制度として選ばれている訳です。

 

でだ。

 

この制度の肝は一体何か?国民主権による選挙制度が一つあると思う。でこの選挙という制度これがクソ化する根源であり、腐った根を文字通り根こそぎ断つ利剣にもなりうる。

 

それはどういう事か?

 

国民全員(有権者)で政治を監視することが出来る制度だからだ。どんなに不正を隠し、うまく立ち回っていても全く一般市民、有権者が介在しないシステムを作るのはほぼ不可能。だって政府の役人だって有権者だから。政治家の家族・親戚だって有権者だから。その知り合いなんか含めたら全く話が漏れないなんて事実上不可能な話。だから政治を監視する有権者が健全ならば有効性の極めて高い制度だと言える。

 

だからチャーチルは言う。最悪の政治形態だと。

 

当たり前の話だが、これには高度な政治的リテラシーが必要でそのバックボーンとなる教育が欠かせない訳だがあるかそんな教育?今の日本にはほぼないでしょう?イギリスやドイツじゃああるまいに。

 

結果どうなるか?

 

『私一人選挙で投票しなくたってどうせ何も変わらないから投票行かない』

 

 

こいうバカが量産される。

 

もう色々突っ込みどころ満載であきれ果てるがこういう人達が一定数以上いるのもまた事実である。しかも大昔の名宰相チャーチルはそれを言い当ててる。最悪の制度だと。結論から言えば、変わらないから諦めるのではなく、最悪だったとしてもその中から最善を選び続ける責任があるのだ。だから、言い換えると変わらない現状をあきらめず変える努力を一人ひとりが行い続けるのが民主主義と言える。

 

国民一人ひとりがその意識に立ち政治を監視するという使命を全う出来て初めて生きた民主主義になるのだが、残念ながらほど遠い状態なのは周知のとおり。権力側からいったら無関心で投票に行ってもらわない方が勝手放題好き放題できて有り難いのだ。税金搾取し放題、国の法律権力者側に都合が良いように変え放題。結果、甘い汁吸い放題。でもそれも仕方ない。本当は政治を監視する使命と権限を持っている主権者たる国民がぼーっとして投票には行かないわ、世の中変わらないと諦めているはで権力側からみたらウハウハだもの。

 

で、そのしたり顔で俺投票行かないけどかっこいい的なアホどもは将来に対する責任も放棄している。家族が大事ですなんてのたまう輩に限って、選挙にもいかず家族で遊びに行っていたりする。

 

バカか?

 

行政が社会保障社会福祉として使う予算は2015年までだと老人と子供で11:1の割合なんだぞ?そんな国の将来を担う子供に予算をぶち込まない状況が20年以上長続きしていてその国がどうなるか想像に難くないだろ?そりゃ少子化も進むよ!人口減が止まらないよ。だってお金使って無いもの。

 

家族が大事なら選挙に行け。子供に予算が付くように行くべきだ。今回の選挙でうまくか無くても、何回もの選挙をくぐって必ず子供たち、若い世代に予算が行き渡り、活力が復活するまで選び続けるんだよベターを。それが本当の意味で家族を子供を守る事に繋がる。

 

それを考えずに家族が大事と言われてもちゃんやらおかしいし、そんな見識の親に育てられた子供は可哀想ですらある。きっと大人になったら親と同じ阿呆な理屈で未来に選択肢を残さない選択を行い続けるのだろう。

 

だから選挙に私は行く。