日経新聞によると↓
橋下氏は「当選した市長が年度内に予算を成立させられるように考えないといけない」と説明。ただ「急な(辞職の)決断なので行政的な課題を整理してもらっている」と述べ、具体的な辞職時期は明言しなかった。また出直し選では新たな公約集を出さない考えを示し、「2年間の市政を評価して、反対するなら反対してもらえばいい」と語った。
公職選挙法は議長から市長退職の通知を受けた市選挙管理委員会は50日以内に選挙を実施すると規定。早期に辞職した場合、投開票日は3月16日や23日が有力とされる。
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こういった橋本氏の対応に対して、選挙費用の無駄という人と最近の政治家には無い公約を守ろうとする素晴しい姿勢だとする両方の論議があるが。
そもそも彼に『大阪市長』の立場を与えたのは他でもない有権者だと言う事。有権者は大阪都構想だけに信任して投票した訳では無いはずだ。それを中心政策とは言えたった一つの政策のため、税金を投入しようが、対立候補が出てこないで無投票再選になろうが、自分の意思表示のためだけに選挙を選ぶと言う姿勢が正しいとは私は思えない。
回りくどかろうが、マスコミに叩かれようが、自分のやっている事が正しいと思うのなら対話をつくす事こそまず手をつけるべき行動ではないかと私は思う。理由や環境は問わない。自分の政治信念が正しいと思うなら、その想いを有権者にまず語るべきだ。橋本氏を推す支援者がきっと他の有権者に語るはずだ。彼の想いを聞いてくれと。それを無くして、メディアに露出して大義名分を声高に叫んでも、独り相撲だろう。支援者だって、必死に今まで応援していただろうに置き去りにされた思いを抱えているかもしれない。
そんな氏に果たしてどこまで大義があるのだろうか?選挙は法治国家の代理戦争だと私は思う。戦には犠牲が伴う。経済的、時間的、人員的犠牲が主なものだと思うがそれを掛けてでも必要な政策だともっと言葉で訴えてからでも遅くは無いと思うのだ。想いが伝わった人は必ず10倍、100倍と力をだすだろう。