国内で建設期間が半分ですむ小規模の地熱発電所が相次ぎ立ち上がる。JFEエンジニアリングや三井石油開発の企業連合は岩手県で出力約7千キロワットの発電所を建設。
(中略)
国も電力買い取り制度で小規模地熱の普及を後押ししている。世界3位の地熱資源量をうまく生かせば、電源の多様化につながる。
地熱発電は地中深くから取り出す高温蒸気で電気をつくる。太陽光や風力発電と異なり、天候や昼夜で発電量が変動しないのが最大の特長。日本の地熱資源量は原子力発電所23基分に相当する2300万キロワットで、米国、インドネシアに次ぐが、現在は計50万キロワットの利用にとどまる。
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地熱利用が進んだら原発要らないんじゃないの?