ニコンが中国・無錫市のコンパクトデジカメ工場を閉鎖することを決めた。30日付で操業を停止し、会社の解散と清算に向けた手続きを始める予定だ。中国では工場の閉鎖や売却を巡って、大規模な労働争議が起きやすい。従業員や地方政府への対応を一歩間違えれば、より大きな騒動に発展しかねない。
工場稼働率の低下などにより、今日付で操業を停止します」。30日午前8時(現地時間)。出勤したばかりの従業員に無錫工場の工場長は社内放送でこう告げた。第一報を聞き、驚きよりも冷静に受け止める従業員のほうが多かったという。
同工場の昨年度の生産台数は、ピークの2010年に比べて8割減の175万台。従業員も11年に比べて72.7%減の2285人と激減しており、足元の稼働率は3割程度だった。生産に携わる従業員も状況悪化を感じていたのかもしれない。
労働契約の解除に当たっては従業員から合意のサインが必須。現在は日本の退職金にあたる「経済補償金」について、複数に分けて説明会を開いている。承諾の締め切りは今日中ではなく、一定期間を設けている。
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日経新聞記事より。
これまさに私が住んでいる無錫で超話題沸騰のニュース記事。
下手をすると本当に暴動に発展しかねないのでマジで勘弁してほしい。