トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

除雪は生命の危機に相当しませんか?

除雪作業に対する費用は、出動した時間だけ支払われる。だが記者が訪れた時のように、出動せずに終わる場合も多々ある。その場合でも、オペレーターの人件費や除雪車の維持管理費・リース料は重くのしかかる。雪が降れば儲かるが、降らなければ経費だけがかさむ。

津南町のように、稼働時間が規定に達しなければ「待機費用」を支払う自治体もある。だが、前述の調査では多くの企業が「待機費用だけでは人件費や重機の維持費を賄えない」と答えている。

業者の切実な声を前にしても、自治体はおいそれと除雪費用を増やす訳にはいかない。除雪費用は毎年度予算に計上しているが、降雪が想定よりも多ければ除雪車の出動回数が増え、とたんに予算が枯渇する。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

除雪作業は実際雪が積もって、それをどかしている実働時間分しかお金を支払ってもらえないので、儲からないという記事だった。

 

でも、これおかしくないですか?

 

豪雪地帯と言われるところでは、出勤前に雪かきを各家庭で一時間くらいしてから、出社するのが当たり前。お年寄りなら雪かきボランティアを併用しても、冬の除雪代金が年金生活を圧迫する事態になって久しい。

 

雪かきしないと、雪質にも寄るけど、家が倒壊するくらいのパワーが有るんでしょ?これもはや生命存続の危機なんじゃないの?地方自治体の問題で納めて良いの?日本国民であることは変わりないのだから、地方の財源だけでなく、国庫の財源も突っ込むべきでは?

 

建築業者はここ最近、後継者不足も、高齢化も叫ばれている業界なのだから、税制や補助金、優遇措置を総動員して、雪かき、除雪業が儲かる仕組みに変えて上げるのが国の施策って奴じゃないんですか?

 

国の有り様を『政策』をもって変えられるのは政府だけだ。その政策を立法して、後押しできるのは国会だし、その国会で論議できるのは国会議員だけだ。

 

こういう事は選挙にいかねー人達は基本考えてくれないんだよな(嘆息)

 

自分のお爺ちゃん、お祖母ちゃんが、雪に押しつぶされた時、雪の少ない首都圏でのうのうと暮らしていた自分たちは悲報を聞いてなんと思うか、想像してみ?

 

自分の息子、娘に放っておかれて、経済的にも時間的にも個人でケアできない事情があるのかもしれないけど、それだったら、直の事、政治で何とかできそうな分野は選挙に行ってくることで、回りまわって結果的、扶助してもらえるように税金を投入してくれる政治家を選ぶ義務があんじゃねーの?

 

もっと、税金の使い道や、誰にどこに、どんな世代の場所に、どれだけ金が突っ込まれているのか、意識して見極めようと、ニュースや新聞から情報を取らないと結果、自分の家族や兄弟が損しますよ?

 

子供や親が損しますよ?

 

いいか、この現在の自民・公明与党が復活するまで、高齢者と子供(18歳以下)の世代でかけてもらっているカネが20:1だったんだぞ?高校の無償化も今は進んでいる。これだって、公立と私立の問題は有るにせよ30年後はもしかしたら高校までは義務教育になっているかも知れないよ?

 

大学の統廃合も進むだろうし。

 

我々は常に次世代に責任を負っているのだから、武士は食わねど高楊枝で、せめてどんなに貧乏に追い込まれても、魂だけは粋で行きたいものだ。自分も決して裕福では無いが、心の財は誰にも侵されないし、盗まれもしない。

 

我が心意気だけは誰にも邪魔されない!

 

そういう自分から言わせると、除雪で生活できるように仕組みを工夫して下さいよ?政治家も、官僚も頭良いんでしょ?

 

となる。