トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

個食需要は喜べない現象。

カウンター席には1人1台の無煙ロースターがあり、手軽に1人焼肉を楽しめる。対面カウンターには目隠しのつい立てを設け、券売機ではなく座席のタブレット端末で注文するため、人目を気にせずに済む。細かい気配りが奏功し、女性客が全体の3割近くを占める。「焼き肉を好む女性は増えているが、1人で気兼ねなく入れる店は限られていた」(有村氏)ところに鉱脈を見いだした。

 近年の健康志向も追い風だ。炭水化物ではなくタンパク質や野菜中心の食事を摂る人が増え、「13年以降『肉ブーム』が続いている」(有村氏)。14年から「肉フェス」と呼ばれるイベントが各地で開かれ、「外食市場で肉料理が集客の武器と見なされるようになった」

 

 

日経ビジネス記事より。

 

牛角の創業者が立ち上げた一人焼肉業態の「焼肉ライク」店も検索してもらえば中身が見られると思うが、本当に一人焼肉に特化された個室風の一人席で、人目を気にせず、目の前のモニター端末から、ガンガン注文できる形になっている。

 

昨今の炭水化物抜きの食事が、ダイエットになるとの話がだいぶ2013年より定着し、タンパク質、野菜中心の食生活が日本全体に理解されていることも一つの原因らしい。

 

ただ、これは裏返してみれば、子供連れの家族が外食を使わない(使えない)事が経営方針を外食産業が変えないといけないレベルで進んでしまっているともとれる。個食需要は決して今後30年ずっと伸び続ける業態とは思えない。今は良いが、新店を展開して増やした場合、設備投資分を早く回収しないと、高齢化が世界最速で進む日本はそもそも外で食べようと思わないジジババが主体の世界になるのだ。

 

むしろ今後は安価で、栄養バランスの取れたケータリングが伸と思う。

 

ケータリング工場みたいなところから配送可能な業態。例えば宅配ピザ店の居抜きを改造して展開できないだろうか?と考えている。

 

埼玉県で結構なシェアを持つヨシケイなんかと提携して食材をコントロールし、配送コストを抑えた商売って出来ないかな?

 

いや例えばね?ヨシケイは既に簡単に作れる一人分の食事配送なんかを手掛けている。せっかく2019年、今年の4月から、外国人労働者が大量に来るのだから、配送だけとかひたすら、組み合わせの決まったメニューを作り続けるとかして、利益を上げる業態が出来ないものかと考えた。

 

これからは爺ちゃん婆ちゃんの財布のひもをほどかせる企業が伸と思う。

 

翻って、そういうジジババ経済圏が育つという事は少子化がより深刻になり、日本がひたすらに三流経済国家へ驀進中だという間違いない証拠だ