最近のアルバイトって時給高いのな〜。時給1900円だって。どんな仕事なのかと検索したらテレアポ、フロアレディー、データ入力(マスコミ系)とかとか。
どれも一見では何が本業でどんな仕事なのか掴みにくいものばかり。『こんなのかなぁ〜』と予想はできるが、その予想はかなりの確立で間違いだ。つまり、軽い仕事であると思わせるように作られたイメージで釣っている仕事が多いってことだろう。
どこの世界に入力作業に1900円も時給出す会社がある?ないない。入力量が根本的に桁違いで根性の要るレベルってことだろう。テレアポもノルマが無いとは書いてない。企業も慈善事業じゃないから回収を考えて時給を組んでる。じゃなきゃやればやるほど損がでるからな。って考えると。
時給1600円の正社員は損か得か。
これ自分の時給。300円の開きに何が含まれるのか。アルバイトでこの手の高い時給の場合そのほとんどが短期バイトであることが多い。すると、就労3ヶ月で社保の発生する事はまず無いと考ええていいだろう。就労2週間の有給も獲得させているとは考えずらい。社保の費用は月額馬鹿にならない負担になるし、休みを与えるとそもそもバイトで補う仕事の意味が薄れる。この辺は雇う側が認識しているはず。
すると、実はコスト面で社保が要らないだけでペイできているのではないかと思う。加えて常時勤務の社員の休日確保及び業務緩和の効果があることを考えるとあっという間に300円どころか人件費的な儲けが出るのではなかろうか。
知り合いの社長に聞いたところでは、『なんつったって人が一番高い。』って話だ。保障が無く、その分若干上乗るお金は多分実質受けられる保障の金銭的な価値を大きく下回る。保険、税金の控除、年金などから入って、組合がある会社の場合、残業代の保障、残業代の割り増し額の増額、残業食の無料化、有給休暇の保障、経費の補助等々。意外に受けられるサービスはでかかったりする。
某経済学者の本で『やめるなキケン!』という本があった。会社は特に正社員なら仕事がいやでも辞めずに利用しろ〜!こんなに利用価値があるんだぞ〜。と訴えていた。
こうしてみると、なんだか正社員って株式の株主優待みたいだなって思うのは私だけか?結論としてやっぱり正社員の法がお得な気がする。