今年も2/14がやってくる。
私はこの日にちが好きだ。バレンタインデーだから。
この日の近くになると、バレンタインデーをぶっ壊せ的な意味合いのスレがあちこちに出来るのでとても楽しい。楽しみ方が歪んでいるのは承知しております。どうやって、2/14までに彼女を作ろうとか、その手のスレも見ていて楽しい。実行した事は無いが。後、仕事しろ！仕事てきなノリのところも大好物です。
さて、自分はここ２年ばかりは日本の彼女に無理を行って手作りチョコを作ってもらった。普段料理には事欠かない自分だがどういう訳かお菓子だけは何回作っても満足に完成させた事が無い。どうも不味いものが出来る。だから今まで自分以外の人に食べさせたことは一度もない。私の彼女が作るチョコは意外にも美味しかった。いや、料理も彼女は出来ない訳ではなくて、やるのだが私の満足するレベルでは無いので、お菓子もそんなもんだと思い込んでいた。そしたらお菓子作りの腕前は間違いなく私より上だと解ったのだ。
すんげー悔しい！！
お菓子は材料の計量が全てだという人がいる。決まった材料を決まった量、決まった工程で作業すれば誰でも作れると。じゃあ、私はなんなのさ。彼女は決まった作業をこなすのが得意。私はそれすら出来ないと言うことか？お菓子作りも、料理も基本は科学実験と大差ない。決まったことを決った通り行なって再現すれば良いのだから。でも、お菓子だけは上手く行かない。だから彼女のお菓子に嫉妬した。ので、２年連続で作ってもらったのだが、やっぱり２年連続で美味しかった。２回続くと言う事はこれはマグレではない訳で。つまりは私の方が腕が下だと確定してしまったので更に悔しい。
今年は作ってくれないらしいので『欲しいなら買ってくるよ？』との事。まあ、もらえるものはありがたく頂くが、手作りほどの価値はないかな。
翻って、中国彼女はまあ、色々手の込んだプレゼントを用意してくれた。一つは車のバックミラーあたりに飾る安全祈願のお守りチックな飾り。中国の自動車はかなりの確立でこれを装備している。それを彼女が自作したもの。あと手編みのマフラー。まだ完成していないらしいが私が日本に帰省する前に間に合わせると、頑張っているらしい。以前は四川料理のフルコースを作ってくれた。四川出身だから。マーボー豆腐が脳天突き抜ける辛さで死に掛けたのを覚えている。あそこら周辺に住んでいる人は人類じゃないかもしれない。あの辛さは人が耐えられる上限を超えている。ちなみにそんな料理にであう機会が増えた私は『ブレア氏の午前２時』程度の辛さでは屁でもなくなった。デスソースレベルではまあ、辛いけど美味しいよねの感覚である。
こっちの四川料理、湖南料理の辛さは日本人の想定を遥かに超えるので始めて本格的なものを食べた人はびっくりするだろう。その後間違い無く次の日にはバックファイヤーである。でも、後を引く辛さなのだ。美味しいのだとっても。食べたいけど食べると後が酷い。
てな訳で。今年のバレンタインもネットで楽しむ事になるだろう。
