「時代劇というとシニアのためのもの」からの脱却を目指す動きも出ている。映画界では、2017年には岡田准一主演の『関ヶ原』、大野智主演の『忍びの国』、そして小栗旬主演の『銀魂』といった従来の時代劇の枠にははまらないような作品も含め、多様なジャンルの作品がヒットし、多くの若い観客が劇場に足を運ぶようになった。2019年も松坂桃李主演の『居眠り磐音』、星野源主演の『引っ越し大名!』といった作品の公開も予定されている。
また、「戦国BASARA」「刀剣乱舞」といったゲーム、アニメなどをきっかけに歴史に興味を持つ女性が増えるなど、若年層にも時代劇を見直す土壌が生まれてきている。
時代劇の灯を絶やさないための試みが実を結ぶのは、そう遠い話ではないかもしれない。
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週刊東洋経済記事より。
時代劇はマンネリ王道路線でも十分面白いが、こういう時代劇がまだまだオワコンじゃないと考えられる側面は色々ある訳で、この記事が主張するようにしっかり、新規さんを掘り下げて、時代劇の新しい側面を魅力としてちゃんとアピールできれば現代の若者世代もきっと面白いと思ってくれるはず。