『MoviePass, MovieCrash(ムービーパス、ムービークラッシュ)』という映画をご覧になった事があるだろうか?
↑
私は見た事無いです(出オチ)
「映画鑑賞を習慣化する」というのをミッション(使命)として、創業者、ステイシー・スパイク氏が起業したのが、前述のMoviePassという映画鑑賞事業。これは当時、月額10ドル払えばどこでも映画を見放題というサービスだったらしい。映画館がフリーパスになる赤いデビットカードが2017-2018まで一時的に300万人の利用者がいて盛り上がっていたんだって。
ここで創業者スパイク氏のコメントを紹介したい。
(日経ビジネス記事より以下抜粋)
「一定の料金を払えば、いつでも映画を見られるようにしたかった」。スパイクス氏は当初の構想について、こう振り返る。10年代前半はネットフリックスの配信事業が成長し始めた時期でもあり「映画館版ネットフリックスというアイデアは若い世代に好まれた」。消費者にとって「毎月どれだけのお金が出ていくかを管理しやすくなる」のが利点だった。
映画館が抱える課題も解決できると見ていた。平日にほとんど空席のまま映画を上映している劇場は多く「20人しか乗客のいないボーイング747を飛ばしているような状況だった」(スパイクス氏)。SNSやゲームなど娯楽が多様化する中で、日常的に映画館を訪れる人も減っていた。一方でスパイクス氏には「映画館は最も身近な娯楽」との信念があり、来館を促すサブスクがあれば「映画鑑賞を習慣化できる」と考えた。
(抜粋終わり)
スパイク氏は前身である「MoviePas」を倒産させてしまった後、2021年に買い戻し、ネットフリックスを立ち上げた。それが現在までの世界的ヒットを続けている。
スパイク氏が目指していた映画鑑賞の習慣化が実現できた訳だ。
日本のサブスクで大成功した商売を私はまだ知らないが、きっとそういう仕組みでうまく行っている人たちもいるのだろう。私が知らないだけで。
ネトフリは本当に映画顔負けのオリジナル作品も多く世に送り出しているし、日本語で最初から作成された作品もそれなりの数ある。ビートたけしの自伝的映画「浅草キッド」が2021年に劇団ひとり監督シナリオでリリースされたのも記憶に新しいだろう。
出演俳優さんが結構好きな人だったのだが、残念ながらネトフリユーザーでは無いのでまだ見ていない。映画好きの私には結構、この手のサブスクは興味があって、色々試してはいるが、イマイチ継続する気になれない。