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高校野球の非常な戦い

甲子園だけでなく、高校野球に対して非常に角度のついた批判記事を見かけたので抜粋したい。

桑田氏からなされた提案は、球数制限です。現在のプロ野球では、ほとんどのチームが先発投手を100〜120球に制限し、登板間隔も中5〜6日をもうけています(メジャーリーグでは、100球・中4日が一般的です)。こうした状況を踏まえて桑田氏も球数制限を主張し、ダルビッシュ有投手など他にも類似の提案をするひとは見受けられます(註4)。

私も、これには強く賛成します。しかし、もちろんこの球数制限によって別の問題も生じます。『ニュース23』では、帝京高校前田三夫監督がそうなると球数稼ぎの攻撃をすると明言しています。桑田氏はこうした意見に対して、学生野球憲章の「フェアプレー精神の理念」を持ちだして反論します。たしかに、前田監督が述べる狡猾な戦略は、「教育の一環」を掲げる学生野球憲章に反しているように思えます。

これ以外の対策も、私ごとき素人でも十分に考案できます。たとえば、「打者ひとりあたりの投球が10球に達したら三振」というルールを思いつきます。つまり、ファールで粘れるのは4〜7球までということです。さらに、今回の軟式野球の終わりなき延長戦も、球数が増えるリスクがあります。これはすでに議論されているように、タイブレーク制の導入などがあってもいいように思えます。

(中略)

将来有望な選手が高校野球で消えてゆくのは非常に勿体ないし、いち高校生の将来と考えても、これは根性論として受け入れがたい問題と思う。場合によっては肘が曲がらなくなったり、障害を抱えてしまう事も十分考えられるだけに前途ある学生である高校球児には将来のリスクを下げたうえで競技に参加する支援体制が必要不可欠だろう。今まで十分に論議されなかった事柄だけに少子化の昨今より深い意味をもって論議の対象とすべきだと思う。