サイゼリヤのキッチンに調理器具はほとんどなく、ガスレンジもないという。セントラルキッチンでほぼ完璧に仕上げられた料理が店舗に運ばれてくるので、キッチンを小さくできたのだ。
もう1つ、サイゼリヤが儲かる理由として忘れてはならないのが、食材を自社生産していること。しかも、ただの自社生産ではなく、栽培・収穫から加工、調理まで一貫して行う製造直販。
例えばレタスなどは、種の段階から開発している。普通のレタスが1玉でサラダにして数人分しかとれないところを、サイゼリヤは品種改良により5人分以上とれるような高効率のレタスを開発した。
各店舗で使うホワイトソースも、牛乳が安価なオーストラリアに専用の工場を建設して製造している。こうした、食材の自社生産でコストを抑え、店舗のキッチンを通常の半分にまで狭くしたことで、店舗当たりの売上高を上げる。こうした取り組みが、安くても儲かる秘密と言えそうだ。
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週刊東洋経済記事より。
こういう積み重ねを出来る経営陣がいて、それを支えられる現場がある限り、サイゼリアの勝は続くのだろう。
なんだかんだ言っても、中国でも安定して店舗運営して儲けてるものな。
サイゼリア恐るべし。